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「好き顔」なんて気にしない方が、本当の恋が始まる理由

童顔が好き、大人顔が好き――恋愛の話になると、必ずといっていいほど「タイプは?」って聞かれますよね。雑誌やネット記事でも、理想の顔立ちを見つけましょう、自分に合う雰囲気を探しましょうって書いてある。

でも、私はある時気づいたんです。本当に心から誰かを好きになった瞬間って、相手が「自分のタイプ」だったことなんて、ほとんどなかったなって。

むしろ、最初は全然タイプじゃなかった人との恋愛の方が、深くて、長続きして、人生を変えてくれた。今日は、世間でよく言われる「好き顔を見つけよう」という考え方とは真逆の、私の経験をお話ししたいと思います。

タイプを決めることは、可能性を狭めること

「自分は童顔系が好き」「大人っぽい顔が好み」って決めてしまうこと、それって実は、自分の恋愛の可能性をものすごく狭めているんじゃないかって思うんです。

考えてみてください。この世界には何億という人がいて、一人ひとり全く違う顔をしている。その中で、自分が勝手に作った「好き顔」というフィルターをかけて、最初から大半の人を恋愛対象から外してしまう。これってすごくもったいないことだと思いませんか?

私も昔は「好きなタイプ」がはっきりしていました。丸顔で優しそうな雰囲気の人が好き、って周りにも言っていたし、自分でもそう信じていました。でも今振り返ると、あれは単なる思い込みだったんです。

本当に深く愛した人は、そのタイプとは全く違う人でした。シャープな顔立ちで、最初に写真を見た時は「私の好みじゃないな」って正直思ったくらい。でも、実際に会って話して、時間を過ごすうちに、気づいたら心が惹かれていたんです。

もし私が「好き顔」にこだわっていたら、この人との出会いを逃していた。そう思うと、今でもゾッとします。

見た目の第一印象を超えたところにある本当の魅力

なぜ「好き顔」にこだわらない方が効果的なのか。それは、人の本当の魅力って、顔の形や雰囲気だけじゃ絶対に測れないものだからです。

友人の話が印象的でした。彼女は「絶対に童顔系は無理」って公言していたんです。甘えられるのが苦手で、しっかりした大人の男性が好みだって。でも今、彼女が結婚したのは、どこから見ても可愛らしい童顔の男性だったんです。

「どうしてその人を選んだの?」って聞いたら、彼女はこう答えました。「最初は全然タイプじゃなかった。でも、一緒に仕事をする機会があって、彼の誠実さとか、困っている人への優しさとか、そういうのを見ているうちに、気づいたら顔じゃなくて心に惹かれてた。今は彼の顔が世界で一番カッコよく見える」って。

これって、すごく本質的なことを言っていると思うんです。人を好きになるって、顔のパーツや雰囲気じゃなくて、その人の在り方とか、一緒にいる時の感覚とか、そういう目に見えないものに心が動くこと。「好き顔」で選んでいたら、この感覚に辿り着く前に、出会いを逃してしまうんです。

知り合いの男性も面白いことを言っていました。「俺、昔は大人っぽい女性しか興味なかったんだよね。でも今の彼女は、俺の理想とは真逆の可愛い系。最初は恋愛対象として見てなかった。でも、一緒にいて心地よくて、笑いのツボが合って、価値観が似ていて――そういうのが積み重なったら、顔とかどうでもよくなってた。むしろ今は、彼女のあの柔らかい雰囲気が愛おしくてたまらない」

見た目の好みって、実はすごく表面的なものなんです。本当の相性や愛情は、もっと深いところにある。「好き顔」というフィルターを外した時、初めてその深さに到達できる。

タイプじゃない人と付き合って人生が変わった話

私自身の経験をもう少し詳しくお話しします。今の彼と出会ったのは、友人の紹介でした。会う前に写真を見せてもらった時、正直、心は全く動きませんでした。私が好きだと思っていたタイプとは全然違う。シャープで、なんだかクールで近寄りがたい印象。

でも、友人が「すごくいい人だから、一度会ってみて」って言うので、断るのも悪いかなと思って会いました。期待はゼロ。むしろ、早めに切り上げる口実を考えながら待ち合わせ場所に向かったくらいです。

ところが、会って話し始めた途端、何かが変わり始めました。彼の話す内容が面白い。考え方が新鮮。笑い方が自然体。写真で見た時の「近寄りがたい」印象は完全に消えて、気づいたら私、夢中になって彼の話を聞いていたんです。

最初の予定は1時間程度のお茶だったのに、気づいたら4時間も話し込んでいました。別れ際、「また会いたい」って自然に思っている自分にびっくりしました。だって、会う前は全く興味なかったのに。

それから何度か会ううちに、彼の色んな表情を見るようになりました。真剣な顔、困った顔、照れた顔、笑顔――どの表情も、最初に見た写真とは全然違って見えた。というか、写真の彼と目の前の彼は、同じ人なのに別人に感じるくらい。

ある日、ふと鏡越しに並んだ私たちを見た時、「あ、私、この人のこと本当に好きなんだ」って実感しました。顔の形とか雰囲気とか、そういうのじゃなくて、彼という人間全部が好き。そう気づいた時、「好き顔」なんていう概念がいかに薄っぺらいものか、心の底から理解できました。

もし私が「好き顔」にこだわって、最初の写真の印象だけで判断していたら、今の幸せは絶対になかった。彼との出会いは、私に大切なことを教えてくれました。人を見た目のカテゴリーで判断することの無意味さと、時間をかけて相手を知ることの大切さ。

予想外の恋ほど、深く豊かになる理由

「タイプじゃない人」との恋愛がなぜ深くなるのか、これには理由があると思うんです。

まず、最初から盛り上がりすぎないこと。「好き顔」の人と出会うと、第一印象で舞い上がってしまって、相手の本質を見る前に恋に落ちてしまう。でも、見た目に左右されない出会いは、冷静に相手を知るところから始まる。その分、本当の相性を見極められるんです。

次に、見た目以外の魅力を発見する喜び。「顔はタイプじゃないけど、この人のこういうところが素敵」って気づく瞬間、それってすごく特別な感覚なんです。表面的な魅力じゃなくて、その人にしかない唯一無二の魅力を見つける。これは、「好き顔」で選んだ恋愛では味わえない深さがあります。

そして、相手の外見が時間とともに「世界で一番」に見えてくる不思議。最初はタイプじゃなかったはずなのに、好きになればなるほど、相手の顔が魅力的に見えてくる。これは脳の錯覚とかじゃなくて、愛情が見た目の印象を上書きするんだと思います。

友人カップルの話も心に残っています。彼は「絶対にクール系の美人が好き」って言っていたのに、今の彼女は全然違うタイプ。最初は「なんでその子なの?」って周りも不思議がったそうです。

でも彼は「最初の2、3回は正直、恋愛感情なかった。でも、一緒にいて心地いいんだよね。話していて楽しいし、価値観が合うし、何より自分らしくいられる。気づいたら、この子がいない人生なんて考えられなくなってた。今は彼女の全部が愛おしい。顔も、仕草も、声も、笑い方も」って言っていました。

この「気づいたら好きになっていた」という感覚、これこそが本物の恋愛なんじゃないかって思うんです。計算とか戦略とか「好き顔」とか、そういう人為的なものを超えたところにある、純粋な感情。

見た目のカテゴリーで人を分けることの危うさ

「童顔女子」「大人びた女子」ってカテゴリー分けすること自体、実はすごく乱暴だと思いませんか?人って、そんな単純に二つに分けられるものじゃない。

私の友人は、確かに顔立ちは可愛い系かもしれません。でも、話す内容は知的だし、仕事ではバリバリ活躍している。一方で、別の友人は一見クールな印象だけど、実は誰よりも涙もろくて優しい。人って、外見と中身が一致しないことの方が多いんです。

それなのに、「童顔だから純真」「大人顔だからクール」みたいに勝手に決めつけて、その枠で人を見てしまう。これって、相手の本当の姿を見逃すことにつながります。

ある男性が言っていました。「昔、童顔の子と付き合ったけど、全然守ってあげたい感じじゃなかった。むしろ、めちゃくちゃしっかりしていて、俺の方が頼ってた。見た目で判断してた自分が恥ずかしくなった」って。

人の魅力って、顔の輪郭や目の形で決まるものじゃありません。その人の生き方、考え方、優しさ、強さ、弱さ、すべてが混ざり合ったもの。「好き顔」というフィルターは、そういう本質を見えなくしてしまう。

予想外の出会いを大切にする生き方

「好き顔」にこだわらないって、別に見た目を全く気にしないってことじゃありません。第一印象が大切なのは事実です。ただ、第一印象だけで判断しない、ということなんです。

私が意識しているのは、「とりあえず会ってみる」こと。写真やプロフィールで「タイプじゃないな」って思っても、友人が紹介してくれたり、何かの縁で出会ったりしたら、一度は実際に会ってみる。顔じゃなくて、その人自身を知る機会を作る。

そうすると、不思議なことが起こるんです。写真では全く魅力を感じなかった人が、実際に会うと全然違って見える。声、仕草、話し方、笑顔――そういう「動いている姿」を見ると、静止画では分からなかった魅力が見えてくる。

先日、婚活パーティーに参加した時のこと。プロフィール写真を見た時点で、正直、誰にも惹かれませんでした。「今日は縁がなかったな」って早々に諦めていた。でも、実際に話してみたら、写真では全く分からなかった魅力を持つ人が何人もいたんです。

特に印象に残ったのは、写真だとちょっと怖そうに見えた人。でも話してみたら、すごく優しくて、笑顔が素敵で、気遣いができる人でした。「写真だけで判断しなくてよかった」って心から思いました。その人とは今も連絡を取り合っています。

もちろん、全ての出会いが恋愛に発展するわけじゃありません。でも、「好き顔」というフィルターを外すことで、可能性は確実に広がる。そして、予想外の人との予想外の恋が、人生を変えることだってある。

恋愛を「探す」のではなく「起こる」ものとして

「自分に合う好き顔を見つけよう」という考え方の根底には、「恋愛は探すもの」という前提があります。でも本当は、恋愛って「起こるもの」なんじゃないでしょうか。

探そうとすればするほど、条件やチェックリストが増えていく。顔の形、雰囲気、身長、職業、年収――色んな条件を設けて、それに合う人を探す。でもそうやって探していると、本当の出会いを見逃してしまう。

恋って、計画的に起こせるものじゃありません。予想外のタイミングで、予想外の人に、予想外に心が動く。その瞬間の魔法みたいな感覚、それが恋の始まり。「好き顔」で相手を選ぼうとすることは、その魔法を自分で消してしまうことなんです。

知人の女性が素敵なことを言っていました。「昔は理想のタイプをノートに書き出して、それに合う人を探してた。でも全然うまくいかなくて。ある時、そのノートを捨てて、条件とか気にするのやめたの。そしたら不思議なことに、全然タイプじゃない人のことを好きになってた。今、その人と結婚して幸せ。昔の私に『タイプとか気にしなくていいよ』って教えてあげたい」

恋愛って、コントロールできないからこそ美しいんだと思います。計画通りにいかないからこそ、ドキドキする。予想外だからこそ、特別。「好き顔」という枠を作ることは、そのワクワクを自分で制限してしまうことなんです。

あなたの「当たり前」を疑ってみる

もしかしたら、あなたも「自分は童顔が好き」とか「大人っぽい人がタイプ」とか、なんとなく決めていませんか?でも、それって本当にあなたの本音ですか?

実は、そういう「好み」って、周りの影響を受けていることが多いんです。友達が「こういう顔が可愛い」って言っていたから、メディアで「モテる顔」として紹介されていたから――そういう外部の情報に影響されて、「自分の好み」だと思い込んでいるだけかもしれません。

試しに、一度その枠を外してみてください。「タイプじゃない」と思っている人と、じっくり話してみる。時間をかけて、その人を知ってみる。

そうすると、新しい発見があるかもしれません。自分が「苦手」だと思っていた雰囲気の人が、実はすごく相性が良かったり。「絶対に恋愛対象にならない」と思っていたタイプの人に、心が動いたり。

人生って、予想外の展開があるから面白いんです。恋愛も同じ。自分で決めた「好き顔」という枠の中だけで生きていたら、人生の半分も楽しめていないかもしれません。

私自身、「好き顔」という概念を捨ててから、人生が豊かになりました。色んな人と出会って、色んな価値観に触れて、予想外の恋もして。全部、「タイプじゃないから」って最初から切り捨てなかったから経験できたこと。

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