恋愛マニュアルやSNSでよく見かける「キープの女性にも毎日連絡する男性は多い」という話。私も最初はそう信じていました。でも、実際に数多くのカップルの話を聞いていくうちに、この考え方には大きな落とし穴があることに気づいたんです。
むしろ、毎日連絡をくれる男性を「キープかもしれない」と疑ってしまうことで、本当に大切にされているチャンスを逃している女性がたくさんいる。今日はそんなお話をさせてください。
連絡頻度で判断するのは時代遅れかもしれない
「毎日連絡してくる=マメすぎる=複数の女性に送ってる」という図式。これ、本当に正しいでしょうか。
実は私の友人で、今とても幸せな結婚生活を送っている女性がいます。彼女の旦那さんは付き合う前から毎日、本当に毎日LINEを送ってきたそうです。朝の「おはよう」から始まって、お昼休みの「何食べた?」、仕事終わりの「お疲れさま」、寝る前の「おやすみ」まで。
周りの友達は「それ絶対キープだよ」「遊ばれてるんじゃない?」と心配したそうです。でも彼女は直感を信じて関係を続けた。結果はどうだったか。彼は本当に彼女のことだけを想って連絡していて、他に誰もいなかった。今では結婚5年目、子どもも二人。あの時疑って距離を置いていたら、今の幸せはなかったと彼女は言います。
なぜこんなことが起きるのか。理由は簡単です。今の時代、LINEで連絡を取るのは呼吸をするのと同じくらい自然なこと。好きな人のことを考えたら、自然と指がスマホに伸びる。それだけのことなんです。
「マメな男性は浮気性」という思い込みの危険性
よく言われますよね。「マメな男は複数の女性を相手にしている」って。でもこれ、完全に逆のケースも多いんです。
私が知っているカップルの話です。男性の方は本当にマメで、彼女に毎日何通もメッセージを送っていました。写真を撮っては「これ見て」、面白いことがあれば「今こんなことあった」って。
彼女は最初「こんなにマメな人、怪しい」と思ったそうです。でもある日、勇気を出して「他にも連絡してる女性いるの?」と聞いてみた。すると彼は驚いた顔でこう言ったんです。「なんでそう思うの?君のことが好きだから連絡したくなるだけだよ。他の人に興味ないし、連絡する時間があるなら全部君に使いたい」
実は彼、過去に付き合った女性から「連絡が少ない」と振られた経験があったそうです。だから今回は絶対に同じ失敗をしたくなくて、意識的に連絡を増やしていた。つまり、マメなのは「浮気性」ではなく「前の失敗から学んだ結果」だったんですね。
内容の深さで判断する落とし穴
「本命には深い話をする、キープには浅い話しかしない」。これもよく聞く話です。でも実際には、逆のパターンで上手くいっているカップルがたくさんいます。
ある女性は、付き合う前の男性とのLINEがいつも他愛もない話ばかりで不安だったそうです。「今日のランチ美味しかった」「この映画面白そう」「猫の動画見つけた」みたいな、本当に軽い内容。
恋愛アドバイス通りなら「これは遊びだ」となるはずでした。でも彼女が気づいたのは、その男性が「重い話が苦手なタイプ」だということ。仕事の悩みや深刻な相談は、LINEではなく直接会った時に話したいタイプだったんです。
実際、デートではちゃんと将来のことや真面目な話もしてくれた。LINEは気軽に繋がるためのツールとして使っていただけ。今では付き合って3年、同棲も始めています。
もし彼女が「LINEの内容が浅い=本気じゃない」と判断していたら、この関係はなかったでしょう。
夜の連絡も悪いサインとは限らない
「夜遅くに連絡してくる男性は遊び目的」。これも定番の警告ですよね。でも本当にそうでしょうか。
私の知り合いの看護師さんは、夜勤が多い仕事をしています。彼女が付き合う前に気になっていた男性も、IT企業で働いていて夜型の生活。二人のLINEのやり取りは、いつも夜11時以降に始まっていました。
周りからは「夜しか連絡こないなんて、絶対遊びだよ」と言われていたそうです。でも実際は、お互いの生活リズムがたまたま夜型だっただけ。朝型の人から見れば「異常」でも、夜型の人たちにとっては「普通の生活時間」なんです。
彼らは今、お互いの仕事を理解し合いながら交際を続けています。夜の連絡を「遊びのサイン」と決めつけていたら、この出会いもなかったはず。
既読スルーの誤解
「既読スルーが多い=キープ」という考え方も、見直す必要があるかもしれません。
ある男性の話です。彼は付き合う前の女性に毎日連絡していましたが、仕事中は本当に忙しくて、既読をつけても返信できないことが多かったそうです。昼休みにLINEを確認しても、すぐ次の会議が入っていて返せない。
女性の方は「既読ついてるのに返信ない。私はキープなんだ」と思い込んで距離を置いてしまった。でも実は彼、夜に帰ってからちゃんと返信する予定で、メモまで取っていたんです。「これに返事書こう」って。
結局、その女性が冷たくなったことに気づいた彼が、思い切って事情を説明。誤解が解けて、今では結婚を前提に付き合っています。
既読スルーの背景には、本当に様々な事情があります。忙しい、考えながら返信したい、今は集中したい時間、など。それを一律に「本気じゃない証拠」と決めつけるのは、もったいないことかもしれません。
行動が伴わない?それも決めつけかも
「LINEは熱心でも実際の行動がない=遊び」。これも定番の見極めポイントですが、実は違うケースもたくさんあります。
遠距離恋愛のカップルを考えてみてください。物理的に会えない期間が長いけれど、LINEでの連絡は毎日欠かさない。プレゼントも頻繁には送れないし、デートも月に1回あるかないか。でもだからといって「本気じゃない」なんてことはありませんよね。
私の友人は地方に住んでいて、気になる男性が東京にいました。彼から毎日LINEは来るけれど、会えるのは2ヶ月に1回程度。周りからは「それだけ会えないなら本命じゃない」と言われたそうです。
でも彼女は信じて待った。そして半年後、彼が地方の支社に異動してきたんです。実は彼、彼女の近くで働けるよう、会社に異動願いを出していた。それは「行動」ではないでしょうか。LINEでの連絡は、その間ずっと彼女を想い続けていた証拠だったんです。
従来の判断基準が生む悲劇
ここまで読んで気づいたかもしれません。世の中で言われている「本命とキープの見極め方」って、実はかなり偏った視点なんです。
なぜこういう情報が広まったのか。それは「裏切られた経験」を持つ人の声が大きいから。「毎日連絡してきたのに実は遊びだった」という失恋話は印象的で、記憶に残りやすい。でも逆に「毎日連絡してきて、それが本気だった」という幸せな話は、わざわざSNSで拡散されにくいんです。
その結果、ネガティブな情報ばかりが目立って、「毎日連絡=怪しい」という偏った常識が作られてしまった。
実際、カップルカウンセラーの友人に聞いた話では、「ネットの恋愛アドバイスを真に受けすぎて、本当に自分のことを好きな相手を疑ってしまう」という相談が増えているそうです。疑いの目で見られた男性の方も傷つき、関係がギクシャクして破局。そんな悲しいケースが後を絶たないとか。
本当に大切なのは相手の「全体像」を見ること
では、どうすればいいのか。答えは「パターンで判断しない」ことです。
毎日連絡が来るのも、夜に連絡が来るのも、LINEの内容が軽いのも、それ自体は「良い」でも「悪い」でもありません。大切なのは、その人全体を見ること。
ある女性の成功例を紹介します。彼女は気になる男性から毎日LINEが来ていましたが、ネットの情報を見て「キープかも」と不安になったそうです。でも彼女は、パターンに当てはめて判断するのではなく、直接彼と話すことにしました。
「いつも連絡ありがとう。でも正直、あなたがどう思ってるのかわからなくて不安なの」と素直に伝えた。すると彼は「君のことが好きだから連絡してるだけだよ。マメだから怪しいとか思われてたのかな。そういうの気にしたことなかった」と笑って答えたそうです。
その後、二人はちゃんと気持ちを確認し合って交際スタート。今では婚約までしています。彼女が言うには「ネットの情報に振り回されて疑うより、本人に聞いた方が早かった」とのこと。
逆に失敗した例も聞きました。ある女性は「毎日連絡してくる男性は信用できない」というネット記事を読んで、せっかく毎日連絡をくれていた男性に冷たく接するようになった。男性は何が悪かったのかわからず、だんだん連絡が減っていき、最終的には自然消滅。後で共通の友人から「あの人、本気だったのに」と聞かされて後悔したそうです。
相手を信じることの大切さ
恋愛って、究極的には「信じるか信じないか」なんだと思います。もちろん、騙されないように警戒することも大切。でも、最初から疑いの目でばかり見ていたら、本当に素敵な関係は築けません。
私が見てきた幸せなカップルたちには、共通点があります。それは「相手のペースや個性を受け入れている」ということ。
毎日連絡してくる人には「マメな人なんだな」と受け取る。連絡が少ない人には「会った時に話すタイプなんだな」と理解する。夜に連絡が来る人には「夜型の生活なんだな」と考える。
そうやって、相手をパターンに当てはめるのではなく、一人の人間として見ているんです。
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