「会えないほど好きになる」「男性は追いかける生き物」。恋愛本やSNSで本当によく見かけるフレーズですよね。会わない時間が想いを強くする、距離を置くことで男性の狩猟本能を刺激する。そんなアドバイスを信じている人も多いはず。
でも、ちょっと待ってください。本当にそれが正解なんでしょうか。
私、長年カップルカウンセリングをやってきて気づいたことがあるんです。幸せな長続きカップルの多くは、実は「頻繁に会っている」ということ。むしろ、会う回数を増やすことで愛を深めたカップルの方が、圧倒的に多いんです。
今日は、その「逆転の真実」についてお話しさせてください。
会えないほど好きになるなんて幻想だった
「会えない時間が愛を育てる」。ロマンチックに聞こえますよね。でも実際には、どうでしょうか。
私の友人の話を聞いてください。彼女は今の旦那さんと付き合う前、わざと会う回数を減らしていたそうです。「会いすぎると飽きられる」「男性は追いかけたい生き物だから」という情報を信じて。
でも結果はどうだったか。彼は徐々に連絡が減り、関係が冷めかけました。「なんで会ってくれないんだろう」「俺のこと好きじゃないのかな」と不安になっていたそうです。
ある日、彼女が勇気を出して「実は会いたいって思ってた」と正直に言った。そこから二人は頻繁に会うようになりました。週3回、時には毎日。すると彼の態度が劇的に変わったんです。
「君のことがどんどん好きになる」「会うたびに新しい一面が見えて楽しい」って。会う回数が増えたことで、逆に愛が深まったんです。今では結婚して6年、子どもも二人。彼女は言います。「会えない時間を作るなんて、時間の無駄だった」って。
男性も会うことで安心する
「男性は狩猟本能があるから、簡単に手に入る女性には興味を失う」。これもよく聞く話ですよね。でも本当にそうでしょうか。
ある男性に聞いた話です。彼は以前、月に2回くらいしか会えない女性と付き合っていたそうです。周りからは「それがいいんだよ」「追いかけたくなるでしょ」と言われていた。
でも実際の彼の気持ちは真逆でした。「会えない時間が不安で仕方なかった」「何してるんだろう、他の男といるんじゃないかって疑心暗鬼になった」って。
そして今の彼女。週5回は会っているそうです。最初は「会いすぎて飽きられるかも」と心配だったけど、全く逆だった。「会えば会うほど好きになる」「一緒にいると安心する」って。
なぜか。人間は基本的に「確実なもの」に愛着を感じる生き物だからです。会う回数が多いということは、相手が自分を大切にしてくれている証拠。その安心感が、愛情を深めるんです。
狩猟本能なんて、実は幻想かもしれません。男性だって、愛されている実感が欲しい。頻繁に会うことで「この人は本気で自分を好きなんだ」と確信できる。それが本当の愛を育てるんです。
会わない時間は理想化ではなく忘却を生む
「会えない時間が相手を理想化する」という説。確かに一理ありそうに聞こえます。でも現実は違います。
私が知っているカップルの話です。男性の方が仕事で2ヶ月間、海外出張に行くことになりました。彼女は「会えない時間がきっと愛を深める」と信じていたそうです。
でも帰ってきた彼の様子がおかしかった。以前より冷たいというか、距離を感じる。話を聞くと「正直、日常に戻るのに時間がかかった」「会えない期間が長すぎて、二人の感覚を取り戻すのが大変だった」って。
会えない時間は理想化どころか、二人の絆を弱めていたんです。結局その関係は、元に戻らず終わってしまいました。
逆に、頻繁に会っているカップルを見てください。毎日のように顔を合わせても、全然飽きていない。むしろ「毎日新しい発見がある」「一緒にいることが当たり前で、それが幸せ」と言います。
人間の記憶って、実は曖昧なんです。会わない時間が長いと、相手の良い面も悪い面もぼやけてしまう。そして日常の中で、その人の存在自体が薄れていく。
でも頻繁に会っていれば、相手の存在が常にクリアです。今日の笑顔、昨日の優しさ、一緒に過ごした時間。それが積み重なって、強固な絆になる。これが本当の愛の形じゃないでしょうか。
距離を置くことで失うもの
「たまに会うから特別感がある」。これもよく言われることです。でも、それって本当に良いことなんでしょうか。
ある女性の体験談を聞きました。彼女は月1回しか会わない彼氏がいたそうです。「特別なデート」「非日常的な時間」。確かに会う度にドキドキはあった。
でもある時気づいたんです。「この人と普通の日常を過ごしたことがない」って。風邪をひいた時に看病してもらったこともない。疲れて帰った日に一緒にダラダラしたこともない。喧嘩して仲直りする経験もほとんどない。
結局、その関係は長続きしませんでした。なぜなら「本当の相手」を知らなかったから。特別な時だけ会う関係では、お互いの素顔が見えないんです。
一方、頻繁に会っているカップルは違います。良い時も悪い時も一緒にいる。疲れている姿も、機嫌が悪い時も、全部知っている。それでも好きでいられる。これが本物の愛なんです。
私の知り合いのカップルは、付き合って最初の3ヶ月、ほぼ毎日会っていたそうです。周りからは「会いすぎ」「すぐ別れる」と言われた。でも逆でした。お互いの全てを知った上で「やっぱり好き」と確信できた。今では結婚して10年以上、今でも仲良しです。
距離を置くことで特別感は得られるかもしれません。でも、失うものの方が大きい。本当の信頼関係、深い理解、確かな愛情。これらは頻繁に会うことでしか築けないんです。
男性が求めているのは安定感
ここで大事なポイントがあります。男性が本当に求めているのは「追いかける刺激」ではなく「安定した愛情」だということ。
ある男性の告白を聞いたことがあります。彼は以前、なかなか会えない女性を追いかけていたそうです。「会いたい」と言っても「忙しい」と断られる。それを「彼女は俺に夢中じゃないのかな」と不安に思っていた。
そして今の彼女。会いたいと言えばいつでも会ってくれる。週4回は会っているそうです。「これって多すぎるかな」と聞いたら、彼はこう答えました。
「全然。むしろ毎日会いたいくらい。会うたびに『この人は俺のことを大切にしてくれてる』って実感できる。それが何より嬉しい」
男性だって人間です。愛されている確信が欲しいんです。「追いかけさせる」ことで興味を引くのは、最初だけ。本当に深い関係を築きたいなら、安定した愛情を示すこと。頻繁に会うことが、その最高の方法なんです。
遠距離が失敗しやすい本当の理由
遠距離恋愛の成功率が低いのは有名な話です。でも、その理由を「男性の浮気性」とか「我慢できない性格」のせいにしていませんか。
本当の理由は違います。シンプルに「会えないから」なんです。
私が相談を受けたカップルの話です。遠距離で月1回しか会えない。男性は「会えない時間が愛を深める」という言葉を信じて、我慢していたそうです。
でも半年後、彼は正直に言いました。「もう限界。会えないことで愛が深まるなんて嘘だった。ただただ寂しくて、つらかっただけ」
結局その後、彼女が引っ越してきて、週3回会えるようになった。すると関係は劇的に改善。「会えば会うほど好きになる」と彼は言いました。そして1年後にプロポーズ。今では幸せな家庭を築いています。
もし彼女が「会えない時間が大切」と信じて遠距離を続けていたら、この幸せはなかったでしょう。
会う頻度こそが愛のバロメーター
考えてみてください。本当に好きな人がいたら、会いたくなりませんか。一緒にいたくなりませんか。それが自然な感情です。
「会いすぎると飽きる」なんて、本当に愛している相手には当てはまりません。むしろ、会えば会うほど「もっと一緒にいたい」と思うのが本物の恋愛です。
私が知っている最高のカップルは、付き合って5年経った今でも週6回会っています。「飽きないの?」と聞いたら、二人は笑って答えました。「飽きるどころか、毎日会いたい。一緒にいる時間が一番幸せだから」
これが答えじゃないでしょうか。本当に愛し合っている二人は、会う回数を制限なんてしません。むしろ、できるだけ多く会いたいと思う。その素直な気持ちに従った方が、絶対に幸せになれます。
ある男性が言っていました。「週1回しか会えない彼女より、毎日会える彼女の方が絶対に本気になる。だって一緒にいる時間が長いほど、その人の大切さがわかるから」
これが男性の本音です。狩猟本能だの、追いかけたい欲求だの、そんなのは表面的な話。本当は、愛する人と一緒にいる時間を大切にしたいだけなんです。
会うことでしか築けないもの
頻繁に会うことで得られるもの。それは計り知れません。
お互いの生活リズムを知る。好きな食べ物、嫌いなもの。疲れた時の癖、怒った時の態度。全部知ることができる。
そしてそれを受け入れる。完璧じゃない相手を、それでも愛せるかどうか。これが本当の愛です。
会わない時間では、こういう深い理解は生まれません。理想化された相手を愛しているだけ。でもそれは幻想です。
頻繁に会って、リアルな相手を知る。そして「やっぱり好き」と思える。これこそが、長続きする関係の秘訣なんです。
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