「犬顔女子は親しみやすくて広くモテる」「猫顔女子はミステリアスで深く沼らせる」……こんな恋愛論をよく目にします。顔のタイプで恋愛のパターンが決まると。
でも本当にそうでしょうか。
私がこれまで取材してきた幸せなカップルを見ていると、顔のタイプと恋愛の深さには、実はほとんど関係がないことが分かりました。むしろ、一般的に言われている「犬顔は浅く広く、猫顔は深く狭く」という定説とは真逆のケースがたくさんあったのです。
今日は、顔のタイプによる恋愛の型を覆す、本当の愛され方についてお話ししたいと思います。
犬顔女子が男性を深い沼に落とした話
ある女性は、典型的な犬顔でした。丸い目、笑うと目尻が下がる、明るい笑顔。誰が見ても親しみやすい、愛され顔です。
世間の定説なら、彼女は「広く浅くモテるタイプ」のはずです。でも実際は違いました。彼女と付き合った男性は、みんな深く深くハマっていったのです。
彼女と三年付き合っている男性に話を聞きました。最初は確かに、彼女の笑顔に惹かれて声をかけたそうです。親しみやすい雰囲気で、話しやすかった。
でも付き合ってみると、彼女の魅力はそれだけではなかったのです。
「彼女は確かに笑顔が素敵で、誰にでも優しい。でもね、本当の彼女を知っているのは僕だけなんです。みんなの前では明るく振る舞っているけど、実は繊細で、傷つきやすくて、寂しがり屋。その一面を、僕にだけ見せてくれる」
彼女の犬顔は、いわば「社交のための顔」でした。でも彼氏の前では、違う表情を見せる。疲れた時の弱々しい顔、悩んでいる時の真剣な顔、甘えたい時のとろんとした顔。
その多面性が、彼を虜にしたのです。「この子の全てを知っているのは自分だけ」という特別感。それが、彼を深い恋に落としていきました。
今、彼は結婚を考えています。「もう彼女なしの人生は考えられない。彼女は僕の全てです」
犬顔だから浅い恋愛になるわけではありません。むしろ、親しみやすい外見と深い内面のギャップが、男性を深く沼に落とすことがあるのです。
この恋愛が深くなった理由は、彼女が外見と内面のギャップを持っていたことです。誰にでも見せる顔と、特別な人にだけ見せる顔。その使い分けが、相手に「選ばれている」という実感を与えたのです。
猫顔女子が広くモテている現実
一方で、ある女性は典型的な猫顔でした。切れ長の目、小さな顔、クールな雰囲気。「近寄りがたい」と言われることもあったそうです。
世間の定説なら、彼女は「特定の男性を深く沼らせるタイプ」のはずです。でも実際は、彼女はとても広くモテていました。
合コンに行けば必ず複数の男性から連絡が来る。職場でも、次々と男性からアプローチを受ける。なぜでしょうか。
彼女自身はこう分析します。「多分、ハードルが低く見えるんだと思う。クールに見えるから、『この人は簡単に男に騙されなさそう』『しっかりしてそう』って安心されるのかも」
実際、彼女にアプローチしてくる男性の多くは、「話してみたら意外と優しくて驚いた」と言うそうです。見た目のクールさから、厳しい人だと予想していた。でも話してみると、普通に優しい。そのギャップが好感度を上げるのです。
そして、彼女は誰に対しても平等に接します。特定の誰かを特別扱いしない。だからこそ、多くの男性が「もしかして俺にも可能性があるかも」と思ってしまうのです。
ある男性は言いました。「彼女は誰にでも同じように接するから、逆に『俺が特別になりたい』って思わせるんだよね。競争心を煽られる感じ」
猫顔だから狭く深くモテるわけではありません。むしろ、クールな外見が多くの男性に「挑戦したい」という気持ちを起こさせ、結果的に広くモテることがあるのです。
この恋愛が広がった理由は、彼女が誰に対しても平等だったことです。特別扱いをしないことで、逆に多くの男性が「自分が特別になりたい」と思う。その心理が、広いモテを生んだのです。
顔のタイプより大切なのは関係性の築き方
ここで、もっと本質的な話をしましょう。実は、顔のタイプと恋愛のパターンには、ほとんど相関がないのではないか。そう思わせるカップルに、たくさん出会いました。
ある犬顔の女性は、生涯で三人としか付き合ったことがないそうです。でもその三人とは、どれも深く長い関係でした。一人目とは五年、二人目とは三年、そして今の彼氏とは二年以上。
「私は確かに親しみやすいって言われます。でも、誰とでも深い関係になりたいわけじゃない。本当に信頼できる人とだけ、深く付き合いたいんです」
彼女は意図的に、関係を深める相手を選んでいました。多くの人から好意を向けられても、自分が本当に好きだと思える人としか付き合わない。その選択が、深い恋愛を生んでいたのです。
一方で、ある猫顔の女性は、とても社交的でした。合コンにもよく行くし、男性の友達も多い。「クールに見えるから、逆に親しみやすいって言われます。ガードが固そうに見えて、実は話しやすいって」
彼女は顔の印象とは裏腹に、積極的にコミュニケーションを取るタイプでした。だからこそ、広く浅い関係を築くことができたのです。
つまり、顔のタイプは関係ありません。大切なのは、その人がどんな関係性を築きたいのか、どんなコミュニケーションを取るのか。それが恋愛のパターンを決めるのです。
内面の魅力こそが本当の武器
さらに、こんな話もあります。ある女性は、自分の顔が犬顔なのか猫顔なのか、よく分からないと言います。「どっちでもない、普通の顔だと思う」
でも彼女は、とてもモテていました。なぜか。彼女にはある特徴がありました。それは、相手の話を本当によく聞くことです。
「私は自分の顔に自信がないから、せめて中身で勝負しようと思って。相手の話を真剣に聞いて、共感して、一緒に考える。それを大切にしています」
彼女と話した男性は、みんな「こんなに自分の話を聞いてくれる人は初めてだった」と言うそうです。顔の印象なんて、会話が始まればほとんど関係ない。大切なのは、どれだけ相手と心を通わせられるかなのです。
別の女性は、自分の笑顔が武器だと言います。犬顔でも猫顔でもなく、ただ「笑顔がいい人」。
「私は特別美人じゃないし、スタイルもいいわけじゃない。でも笑顔だけは、本当に心から笑えるんです。楽しい時、嬉しい時、素直に表情に出る。それが私の一番の魅力だと思っています」
彼女の笑顔を見た男性は、みんな幸せな気持ちになるそうです。「一緒にいると、自分まで楽しくなる。そんな女性と一緒にいたいって思う」
顔のタイプより、その人が持っている内面の魅力。それこそが、本当の武器なのです。
恋愛は型にはめられない
ここまでの話で、何が分かったでしょうか。それは、恋愛は型にはめられないということです。
「犬顔だからこういう恋愛になる」「猫顔だからこういう恋愛になる」。そんな単純な話ではないのです。
ある女性は、こう言いました。「私は犬顔だけど、別に浅い恋愛しかしてないわけじゃない。むしろ、一人の人を深く愛したい。顔のタイプでそれが決まるなんて、おかしいと思う」
別の女性は言います。「私は猫顔だけど、友達も多いし、色んな人と仲良くなりたい。クールに見えるからって、人を選んで付き合ってるわけじゃないよ」
顔のタイプは、あくまで第一印象に過ぎません。でも恋愛は、第一印象だけで決まるものではありません。その後のコミュニケーション、価値観の共有、時間の積み重ね。それらすべてが、恋愛を形作っていくのです。
自分の個性を活かした恋愛をする
では、顔のタイプを気にする必要はないのでしょうか。いいえ、そういうわけでもありません。
大切なのは、顔のタイプを言い訳にしないことです。「私は犬顔だから深い恋愛はできない」「私は猫顔だから広くモテることはない」。そんな思い込みを捨てることです。
ある女性は、自分の犬顔を活かして、深い恋愛をしています。親しみやすい外見だからこそ、相手は警戒心を解いてくれる。そこから深い話ができて、深い関係になっていく。
「私の顔は、相手の心を開く鍵なんです。それをきっかけに、本当の自分を見せていく。そうやって深い恋愛を築いています」
別の女性は、自分の猫顔を活かして、広い人間関係を築いています。クールに見えるからこそ、話しかけた時のギャップが大きい。それが好印象につながる。
「私の顔は、意外性を生む武器なんです。『怖いと思ったけど優しい人だった』って言われると嬉しい。それが私の魅力になっています」
つまり、顔のタイプは活かし方次第なのです。型にはまる必要はありません。自分の顔を、自分なりに活かせばいい。
本当の魅力は作られていくもの
最後に、大切なことをお伝えします。それは、魅力は生まれつきのものだけではないということです。
顔のタイプは確かに生まれつきです。でも、その顔でどんな表情を作るか、どんな印象を与えるかは、あなた次第です。
犬顔でも、クールな表情を作ることはできます。猫顔でも、柔らかい笑顔を見せることはできます。メイクも、服装も、話し方も、全て自分で選べるのです。
そして何より、あなたの内面は無限に成長できます。相手の話を聞く力、共感する力、笑顔を作る力、深い関係を築く力。これらは全て、努力で身につけられるものです。
私が取材した魅力的な女性たちは、みんな自分を磨き続けていました。顔のタイプに甘えることなく、自分の内面を豊かにしようと努力していました。
ある女性はこう言いました。「最初は確かに、顔で判断されることもある。でも最終的に愛されるのは、その人の人間性。だから私は、内面を磨くことに一番時間をかけています」
別の女性は言います。「顔なんて、恋愛の入り口に過ぎない。本当の関係は、その後に築かれるもの。だから私は、入り口よりも中身を大切にしたい」
顔のタイプで恋愛のパターンが決まるわけではありません。あなたがどんな人間になるか、どんな恋愛をしたいかで、恋愛は変わっていくのです。
犬顔でも深い恋愛はできます。猫顔でも広くモテることはできます。そして何より、顔のタイプなんて関係なく、あなた自身の魅力で愛されることができるのです。
次に鏡を見た時、「私は犬顔だから」「私は猫顔だから」と考えるのではなく、「私はどんな魅力を持った人間になりたいか」と考えてみてください。
顔のタイプは変えられません。でもあなたの魅力は、いくらでも磨けます。そして本当に大切なのは、顔のタイプではなく、あなた自身の魅力なのですから。
恋愛に型なんてありません。あるのは、一人一人の個性と、その個性を活かした愛の形です。あなたらしい恋愛を、自信を持って築いていってください。
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