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束縛も放任も極端に貫いた方がうまくいく理由

「彼女は放任主義がいいか、束縛するタイプがいいか」という議論は、恋愛の永遠のテーマです。そして最近の答えは決まっています。「どちらも極端はダメ。バランスが大切」と。

でも本当にそうでしょうか。

私がこれまで取材してきた幸せなカップルの中には、むしろ極端を貫いた方がうまくいったというケースがたくさんありました。完全な放任主義を貫いて深い信頼関係を築いたカップル。強い束縛を受け入れて、それが愛の形になったカップル。

今日は、「バランスが大切」という定説に反対する立場から、極端を貫いて成功した恋愛のストーリーをお伝えします。

完全な放任主義が最高の信頼関係を生んだ恋

ある男性は、彼女から一度も「今どこ?」と聞かれたことがないと言います。飲み会に行っても、友達と旅行に行っても、何も聞かれない。連絡も、彼からしたい時にすればいい。

世間の恋愛論なら、これは「無関心」と捉えられるかもしれません。でも二人にとって、これこそが最高の信頼関係だったのです。

「彼女は僕を完全に信頼してくれている。浮気なんてするわけない、変なことはしないって。その信頼が、僕にとって何よりも重いんです」

彼は、この放任主義によって逆に責任感を感じるようになりました。彼女は何も制限しない。だからこそ、自分で自分を律しなければならない。その緊張感が、彼を成長させたのです。

ある時、彼は仕事で大きなプロジェクトを任されました。毎日終電、時には徹夜。彼女とのデートもほとんどできませんでした。

でも彼女は一言も文句を言いませんでした。「頑張ってね」とだけ言って、彼が連絡できる時を待っていてくれました。

「もし彼女が『寂しい』『会いたい』と言っていたら、僕は仕事に集中できなかったと思う。でも彼女は完全に僕を自由にしてくれた。その自由があったから、僕は全力で仕事に取り組めた」

プロジェクトは成功しました。そして彼は、その達成感を一番に彼女と共有しました。「君が自由にさせてくれたから、成功できた。本当にありがとう」

彼女はこう答えました。「あなたを信じていたから。あなたは自分で判断できる人だし、私のことも忘れないってわかってた。だから何も心配してなかったよ」

この完全な放任主義が効果的だった理由は、相手を一人の自立した大人として扱ったことです。管理する必要がない、信じられる相手。その信頼が、逆に相手を裏切れなくさせるのです。

今、二人は結婚して三年になります。今でも、お互いに完全な自由を与え合っています。でもその自由は、無関心ではなく、深い信頼に基づいているのです。

強い束縛が愛の証明となった恋

一方で、ある男性は彼女からの強い束縛を受け入れ、それが自分にとって最高の愛の形だと気づきました。

彼女は毎日、彼の行動を気にします。「今どこにいるの?」「誰といるの?」「何時に帰ってくる?」。連絡がないと不安になり、電話をかけてきます。

世間的には、これは「重い」「束縛が強すぎる」と言われるでしょう。でも彼にとって、これこそが愛されている証拠だったのです。

「僕は過去の恋愛で、放置されることが多かった。『自由にしていいよ』と言われて、本当に自由にしていたら、いつの間にか心が離れていた。だから今の彼女の束縛は、僕にとって安心なんです」

彼は、彼女の束縛を嫌だと思ったことがないと言います。むしろ、自分のことをこんなに気にかけてくれる人がいることが嬉しい。常に誰かに想われているという実感が、彼を幸せにしているのです。

ある時、彼は仕事の飲み会に行きました。彼女からは何度も連絡が来ます。「大丈夫?」「楽しんでる?」「何時に終わる?」

周りの同僚は「大変だな」と言いましたが、彼は笑って答えました。「これが愛なんです」と。

そして帰り道、彼は自分から彼女に電話をかけました。「今帰るよ。待っててくれてありがとう」

彼女は言いました。「心配だったの。でも無事でよかった。早く帰ってきて」

彼は幸せを感じました。自分を待っている人がいる。自分のことを心配してくれる人がいる。その存在が、彼の人生を豊かにしているのです。

この強い束縛が効果的だった理由は、彼がそれを愛として受け取ったことです。束縛は、見方を変えれば関心の深さです。相手を気にかけているからこそ、知りたい、つながっていたいと思う。それを負担と感じるか、愛と感じるかは、受け取る側次第なのです。

今、二人は同棲しています。彼女は今も彼を気にかけ続けています。でも彼は、それを幸せだと感じています。「これが僕たちの愛の形なんです」と。

バランスを気にしすぎて失敗した恋

逆に、バランスを取ろうとしすぎて失敗したカップルもいます。

ある女性は、恋愛の記事を読んで勉強していました。「放任主義すぎても無関心に見える。束縛しすぎても重いと思われる。だからバランスが大切」と。

彼女は、彼氏との関係でこのバランスを意識しすぎました。束縛したいけど、重いと思われたくないから我慢する。でも放任しすぎると無関心に見えるから、時々連絡する。

この「計算された関係」が、彼氏には不自然に映ったのです。

「彼女が何を考えているのか分からなかった。本当は束縛したいのに我慢しているのか、本当に自由にさせたいのか。その中途半端さが、逆に不安だった」

彼氏は、彼女の本心が見えないことに苦しみました。恋愛のマニュアル通りに行動しているような感じがして、本当の彼女の気持ちが伝わってこなかったのです。

ある時、彼氏は彼女に言いました。「君は本当はどうしたいの?束縛したいなら、してくれていい。放任したいなら、それでもいい。でも、マニュアル通りの中途半端な態度は、もうやめてほしい」

彼女は気づきました。バランスを取ろうとするあまり、自分の本当の気持ちを押し殺していたことに。

「私は本当は、もっと彼のことを知りたかった。一緒にいたかった。でも、重いと思われたくなくて、自分の気持ちを抑えていた」

二人はその後、話し合いました。そして彼女は、自分の本心を伝えることにしました。「私はあなたのことが好きだから、たくさん連絡したい。一緒にいたい。それが重いと思うなら、正直に言ってほしい」

彼氏は笑って言いました。「重いなんて思わない。むしろ、君の本当の気持ちが知れて嬉しい。これから好きなだけ連絡してきて」

バランスを気にしすぎて失敗した理由は、自分の本心を隠してしまったことです。恋愛に正解なんてありません。大切なのは、自分がどう感じているか、相手にどうしてほしいか。それを正直に伝えることなのです。

極端を貫く勇気が本物の愛を生む

ここまでの話で、何が見えてきたでしょうか。それは、バランスより大切なのは「本心」だということです。

完全な放任主義を貫いたカップルは、お互いに信頼し合っていました。放任することが自然だったから、そうした。それが二人にとって心地よい関係だったのです。

強い束縛を受け入れたカップルは、それが愛の形だと理解していました。束縛されることが嬉しかった。それが二人にとって幸せな関係だったのです。

バランスを気にしすぎたカップルは、本心を隠していました。本当はこうしたいのに、マニュアル通りにしなきゃと思って、自分を偽っていたのです。

つまり、大切なのはバランスではなく、自分たちにとって心地よい形を見つけることなのです。

ある心理学者はこう言いました。「恋愛に万人に当てはまる正解はない。あるのは、二人だけの正解だけだ」

放任主義が合うカップルもいれば、束縛が合うカップルもいる。どちらが正しいということはないのです。

相手の個性を受け入れる強さ

さらに、こんな視点もあります。それは、相手の極端な部分を受け入れることが、真の愛だということです。

ある男性は、彼女の極端な放任主義に最初は戸惑いました。「もっと構ってほしい」と思うこともありました。でも、それが彼女の個性だと理解したのです。

「彼女は、人を束縛することができない人なんです。自分も束縛されたくないし、人も束縛したくない。それが彼女の生き方。僕はそれを受け入れることにしました」

彼は、彼女の放任主義を変えようとしませんでした。むしろ、その自由な精神を愛するようになったのです。

「彼女の自由な考え方が、僕を成長させてくれた。彼女と一緒にいると、常識とか世間体とか、そういうものから解放される。それが心地いいんです」

別の女性は、彼氏の束縛を最初は重いと感じていました。でも、それが彼の愛の形だと理解したのです。

「彼は心配性で、人を気にかけるタイプ。だから私のことも心配してくれる。それを束縛と捉えるか、愛情と捉えるかは、私次第なんだって気づいた」

彼女は、彼の束縛を愛情として受け取ることにしました。そして、その束縛が自分を大切にしてくれている証拠だと感じるようになったのです。

「彼の束縛は、私への関心の深さ。それって、実はとても贅沢なことだと思う。自分のことをこんなに気にかけてくれる人がいるって、幸せなことだから」

極端を受け入れることが効果的な理由は、相手の本質を愛することだからです。バランスを求めて相手を変えようとするのではなく、相手の極端な部分を含めて愛する。それが本当の愛なのです。

自分たちだけのルールを作る

恋愛に正解はありません。世間が言う「バランス」が、必ずしもあなたたちにとっての正解とは限らないのです。

大切なのは、自分たちにとって心地よい関係を見つけることです。それが極端に放任主義でも、極端に束縛が強くても、二人が幸せならそれが正解なのです。

ある カップルは、こんなルールを作りました。「お互いに完全に自由。でも、大切な決断をする時だけは必ず相談する」

別のカップルは、こんなルールです。「毎日必ず連絡を取り合う。お互いの一日を共有する」

どちらが正しいということはありません。それぞれのカップルが、自分たちに合った形を見つけているだけです。

世間の常識に縛られないでください。恋愛の記事に書いてある「正解」に惑わされないでください。あなたたちにとっての心地よい関係は、あなたたちにしか分かりません。

放任主義が好きなら、完全に放任してみてください。束縛したいなら、遠慮せず束縛してみてください。そして相手の反応を見てください。

もし相手がそれを受け入れてくれたなら、それがあなたたちの形です。もし受け入れられなかったら、話し合って調整すればいい。

大切なのは、最初から「バランス」という正解を目指すのではなく、自分たちの心地よさを探していくことなのです。

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