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あいまいな関係を急いで白黒つけない方が上手くいく理由

「あいまいな関係って、どうなの?はっきりさせた方がいいの?」

恋愛相談を受けていると、この質問、本当によく聞かれます。世間一般では「曖昧な関係は時間の無駄」「すぐに白黒つけるべき」って言われていますよね。

でも、実は私、恋愛ライターとして多くのカップルを見てきた中で、気づいたことがあるんです。あえて曖昧なままでいたことで、最終的にうまくいったカップルが、意外と多いんですよ。

今日は、一般的なアドバイスとは逆の視点から、「曖昧な関係の意外な価値」についてお話しします。もしかしたら、あなたの恋愛観が変わるかもしれません。

曖昧な関係には実は深い意味がある

まず、「曖昧な関係=悪いもの」っていう固定観念を、一度横に置いてみましょう。

確かに、はっきりしない関係は不安です。「私たちって何なの?」「彼は私のことどう思ってるの?」って、毎日モヤモヤしますよね。

でも、その「曖昧さ」の中にこそ、実は大切な時間が流れているんです。

人間関係って、特に恋愛って、白か黒かで割り切れないことがたくさんあります。グレーゾーンがあるからこそ、お互いを深く知っていくことができるんですよね。

私自身の経験をお話しすると、今の夫と付き合う前、実は1年近く曖昧な関係でした。友達以上恋人未満。デートはするけど告白はない。手も繋がない。でも、週に2回は会っていました。

当時の私は、周りの友達から「早くはっきりさせなよ」「キープされてるんじゃないの?」って言われて、すごく悩みました。

でも、私はあえて焦りませんでした。なぜなら、その曖昧な時間の中で、彼の本当の姿が見えてきたからです。

恋人という肩書きがないからこそ、お互いに無理をしなかった。素の自分でいられた。そして、「この人となら、一生一緒にいられるかも」って、確信を持てたんです。

急いではっきりさせない方が良い理由

世間では「曖昧な関係は女性が損する」って言いますよね。でも、本当にそうでしょうか?

実は、急いで関係を定義することのデメリットも、たくさんあるんです。

まず、「恋人」という肩書きがつくと、お互いに期待値が上がります。「恋人なら、毎日連絡するべき」「週末は一緒に過ごすべき」「記念日は祝うべき」。

こういう「べき」が増えると、自然体でいられなくなります。相手に合わせようとして、本当の自分を隠してしまう。

曖昧な関係のときは、そういうプレッシャーがありません。会いたいときに会う。連絡したいときにする。自然なペースで関係が深まっていきます。

それから、急いで告白して付き合い始めると、「この人でいいのかな?」っていう疑問が後から湧いてくることがあります。勢いで付き合ったけど、実はよく知らなかった、みたいな。

でも、曖昧な期間をじっくり過ごすことで、相手のことを深く理解できます。良いところも悪いところも、全部見た上で、「それでも一緒にいたい」って思えるんです。

私のクライアントで、33歳の女性がいました。彼女は、職場の同僚と2年間、曖昧な関係を続けていました。周りからは「時間の無駄」って言われていました。

でも、彼女は焦りませんでした。なぜなら、その2年間で、彼が仕事でトラブルに遭ったとき、家族の介護で大変なとき、いろんな場面を一緒に乗り越えてきたからです。

恋人じゃないけど、そばにいた。支え合った。そして、2年後、彼から「君がいないと生きていけない。結婚してください」って言われたんです。

もし彼女が1年目に「はっきりして!」って迫っていたら、彼は逃げていたかもしれません。でも、彼女が待ったことで、彼自身が「この人しかいない」って気づいたんです。

距離テストをしない方が良い理由

恋愛アドバイスでよく言われるのが、「距離テスト」ですよね。1週間連絡を取らないで、相手の反応を見る、みたいな。

でも、これって実は危険なんです。

なぜかというと、男性は女性ほど頻繁に連絡を取る習慣がない人が多いんです。1週間連絡がなくても、「彼女忙しいのかな」くらいにしか思わないかもしれません。

それなのに、女性側が「追いLINEが来なかった。私はキープだ」って判断して、関係を終わらせる。もったいないですよね。

私の友人で、28歳の男性がいます。彼は、気になっている女性がいたんですが、仕事が忙しくて、なかなか連絡できない時期がありました。

その女性は、距離テストをしたそうです。1週間、彼からの連絡を待っていた。でも、彼は仕事に追われていて、気づかなかった。

そして、彼女は「彼は私に興味がないんだ」って判断して、ブロックしてしまったんです。

後日、彼が仕事が落ち着いて連絡しようとしたら、ブロックされていて、すごくショックを受けていました。「ちゃんと好きだったのに」って。

もし彼女が、距離テストなんてせずに、普通に「最近忙しそうだけど、大丈夫?」って連絡していたら、二人は付き合えたかもしれません。

曖昧な関係でも、無理に試さない。自然に、お互いのペースで進む。それが、長続きする関係の秘訣なんです。

直球質問をしない方が良いこともある

「私たちって何?」「恋人になりたい?」って、直球で聞くべきっていうアドバイスもよく聞きますよね。

でも、タイミングを間違えると、関係が壊れることもあるんです。

男性って、女性ほど言語化が得意じゃない人が多いんです。気持ちはあるんだけど、まだ整理できていない。言葉にできない。

そんなときに「はっきりして!」って迫られると、プレッシャーに感じて逃げてしまうことがあります。

私のクライアントで、25歳の男性がいました。彼は、半年間一緒にいる女性のことが好きでした。でも、過去の失恋のトラウマがあって、なかなか告白できずにいました。

ある日、彼女から「私たちって何なの?はっきりして」って言われたそうです。彼は、まだ心の準備ができていなくて、「うーん、まだわからない」って答えてしまいました。

彼女は怒って、関係を終わらせてしまいました。でも、彼は本当に好きだったんです。あと1ヶ月待ってくれたら、告白するつもりだったって。

タイミングって、本当に大切なんですよね。相手の心が準備できるまで、待つことも愛なんです。

曖昧な関係の中で成功した具体例

ここで、実際に曖昧な関係を焦らずに育てて、最終的にうまくいったカップルの話をしましょう。

まず、30歳の女性と34歳の男性のカップル。二人は、共通の趣味のサークルで知り合いました。

週に1回、サークルで会って、その後飲みに行く。でも、二人きりでは会わない。連絡も、サークル関連のことだけ。

周りからは「あの二人、いい感じなのに、なんで付き合わないの?」って言われていました。

でも、女性の方は焦りませんでした。「いつかタイミングが来る」って、信じていたんです。

そして、1年半後。男性が転職することになって、送別会がありました。そのとき、彼は彼女を呼び出して、「実は、君のことがずっと好きだった。遠距離になるけど、付き合ってくれませんか?」って告白したんです。

彼女は、涙を流して「私もずっと待ってました」って答えました。

その後、二人は遠距離恋愛を経て、2年後に結婚しました。「急いで関係を定義しなかったからこそ、本物の絆ができた」って、二人は言っています。

次は、27歳の女性の話。彼女は、職場の後輩男性と、1年間曖昧な関係でした。ランチに行ったり、仕事帰りにお茶したり。でも、プライベートで会うことはありませんでした。

友達からは「それってただの同僚じゃん。時間の無駄だよ」って言われていました。でも、彼女は、その関係が心地よかったんです。

彼は、仕事の相談に乗ってくれる。愚痴を聞いてくれる。一緒にいると、安心する。それだけで十分だったんです。

そして、ある日、彼女が仕事で大きなミスをして、落ち込んでいたとき。彼が、わざわざ彼女の家まで来てくれて、一晩中励ましてくれたんです。

そのとき、彼は「実は、ずっと君のことが好きだった。でも、職場恋愛は慎重になるべきだと思って、なかなか言えなかった。でも、もう我慢できない」って告白してくれました。

彼女は、その誠実さに感動して、お付き合いを始めました。今では婚約中だそうです。

「急かさなくてよかった。彼が自分のペースで気持ちを確かめる時間を待ったから、こんなに幸せになれた」って、彼女は言っていました。

キープされていても諦めない戦略

一般的には、「キープされてる」と気づいたら、すぐに関係を終わらせるべきって言われますよね。

でも、実は、最初はキープだったとしても、時間をかけて本命に昇格することもあるんです。

私のクライアントで、32歳の女性がいました。彼女は、マッチングアプリで知り合った男性と、半年間デートを重ねていました。

でも、彼は明らかに他の女性ともデートしていました。彼女は、それを知っていました。

友達からは「キープされてるだけだよ。時間の無駄」って言われました。でも、彼女は、あえて何も言いませんでした。

なぜなら、彼女は自分に自信があったからです。「時間をかければ、私の良さがわかってもらえる」って。

彼女は、焦らず、自然体で彼と接しました。楽しい時間を過ごす。笑顔でいる。でも、束縛はしない。

そして、8ヶ月後。彼から「他の女性とは会うのをやめた。君が一番だ」って言われたんです。

彼は、いろんな女性とデートする中で、彼女の特別さに気づいたんです。一緒にいて一番リラックスできる、一番笑顔になれる、一番素の自分でいられる。

もし彼女が、半年の時点で「はっきりして!」って迫っていたら、彼は逃げていたかもしれません。でも、彼女が待ったことで、彼自身が答えを出したんです。

焦らずゆっくり関係を深めることの価値

急いで白黒つけることが、いつも正解とは限りません。

特に、お互いに慎重なタイプだったり、過去に傷ついた経験があったり、仕事が忙しかったり。そういう状況では、ゆっくり時間をかけることが、かえって良い結果を生むことがあります。

曖昧な関係の中で、お互いの本質を見る。良いところも悪いところも、全部受け入れられるか確かめる。そして、本当に「この人だ」って思えたときに、関係を進める。

これって、実はすごく健全な恋愛のプロセスなんです。

ただし、注意点もあります。

曖昧な関係を続けるのは、あくまで「お互いに心地よい」場合です。もし、あなたが苦しくて、毎日泣いていて、自己肯定感が下がっているなら、それは健全な曖昧さじゃありません。

でも、曖昧だけど楽しい。不安もあるけど、幸せな時間の方が多い。そういう関係なら、焦って白黒つける必要はないんです。

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