「古風な女性がモテる」
恋愛コラムやSNSで、そんな言葉を目にすることが増えました。控えめで、男性を立てて、家庭的で。確かに、そういう女性に憧れる男性がいることは事実でしょう。
でも、私は10年以上恋愛カウンセラーとして多くのカップルを見てきた中で、ある真実に気づいたんです。
実は、「古風」とは真逆の、現代的で自己主張のできる女性の方が、深い愛情を育み、幸せな結婚生活を送っているケースが圧倒的に多いということに。
今日は、あえて従来の「古風な女性がモテる」という常識に疑問を投げかけ、現代を生きる私たちにとって本当に大切なことは何なのか、一緒に考えていきたいと思います。
「古風であるべき」という呪縛からの解放
私のカウンセリングルームには、毎月たくさんの女性が訪れます。その中で最近増えているのが、「古風な女性を目指してきたけれど、うまくいかない」という相談です。
30代前半の女性、美咲さんの話が印象的でした。
彼女は、雑誌やネットの情報を見て、「男性に好かれるには控えめでいなければ」と信じていました。デートでは彼の意見に合わせ、自分の好きなものは我慢し、「何でもいいよ」と答え続けていたそうです。
でも、交際3ヶ月で彼から言われた言葉は、「君といても楽しくない。本当の君が見えない」というものでした。
美咲さんは泣きながら私に言いました。「こんなに頑張って彼を立てていたのに、なぜダメだったんでしょう」
私は彼女にこう伝えました。「あなたが演じていた『古風な女性』は、本当のあなたじゃなかったからです。男性が求めているのは、あなた自身の輝きなんですよ」
その後、美咲さんは自分らしさを取り戻すことを決意しました。好きなものは好きと言う。行きたい場所ははっきり伝える。自分の意見をしっかり持つ。
すると、不思議なことが起きました。次に出会った男性とは、お互いを尊重し合う対等な関係を築くことができ、1年後には婚約。今では「あの時の失敗があったからこそ、本当の幸せを掴めた」と笑顔で話してくれます。
自己主張できる女性が愛される本当の理由
従来の「古風な女性」のイメージでは、「自己主張は控えめに」とされてきました。でも、現代の健全な恋愛関係において、これは大きな誤解なんです。
どんな考え方か
自己主張できる女性とは、自分の意見、感情、価値観をはっきりと言葉にできる女性のことです。「私はこう思う」「これは嫌だ」「こうしてほしい」と、相手を攻撃するのではなく、誠実に自分の気持ちを伝えられる強さを持っています。
これは決してわがままとは違います。相手の意見も尊重しながら、自分の意見も大切にする。そんなバランス感覚を持った女性のことです。
なぜ効果的なのか
男性心理の専門家として多くの男性にインタビューしてきましたが、成熟した男性ほど「自分の意見を持っている女性」に惹かれると言います。
その理由は大きく3つあります。
一つ目は、「一緒に成長できる」から。自分の考えを持っている女性は、対話が生まれます。「そういう見方もあるんだ」という発見があり、刺激を受ける。人生のパートナーとして、お互いを高め合える関係が築けるんです。
二つ目は、「信頼関係が深まる」から。何でも「あなたに任せる」という女性より、「私はこう思うけど、あなたはどう?」と意見を言ってくれる女性の方が、本音で付き合えます。表面的な関係ではなく、魂のレベルで繋がれる。
三つ目は、「責任を分かち合える」から。人生には大きな決断が必要な瞬間が訪れます。家を買う、子どもを持つ、転職する。そんな時、「あなたが決めて」と丸投げされるより、「一緒に考えよう」と向き合ってくれる女性の方が、心強いんです。
具体的な成功例
カウンセリングに来ていた28歳の翔太さんのケースをご紹介します。
彼は以前、とても控えめな女性と付き合っていました。デートプランは全て彼が決め、彼女は常に「お任せします」「何でもいいです」と答えるだけ。最初は頼られているようで嬉しかったそうですが、次第に「本当に楽しんでくれているのかな」という不安が募りました。
そして、彼女の本音が見えない寂しさから、関係は自然消滅してしまったそうです。
その後、翔太さんは現在の奥様と出会いました。彼女は全く違うタイプでした。
「私、イタリアンよりフレンチが食べたい」「今日は一人の時間が欲しいから、来週会おう」「その服、似合ってないと思う。こっちの方が絶対いいよ」
最初は戸惑ったそうです。でも、彼女のおかげで「本音で話し合える関係」の心地よさを知りました。喧嘩もするけれど、必ず話し合って解決する。お互いの違いを認め合い、尊重し合う。
「妻は僕の人生のパートナーです。一緒に歩む仲間。上下関係じゃない、対等な関係だからこそ、心から信頼できる」
翔太さんの言葉が、全てを物語っています。
流行を楽しむ女性の輝き
「古風な女性」の特徴として、「流行に左右されない」ことが挙げられます。でも、本当にそれは美徳なのでしょうか。
どんな考え方か
流行を楽しむ女性は、今を生きています。新しいファッション、新しい文化、新しい価値観。それらを柔軟に取り入れ、自分なりに楽しむ感性を持っています。
「流行に流される」のではなく、「流行を自分らしく楽しむ」。この違いが重要です。
なぜ効果的なのか
時代は刻々と変化しています。10年前の常識が、今では非常識になっていることも少なくありません。流行を楽しめる女性は、変化に適応できる柔軟性を持っています。
そして、何より「今を楽しんでいる」女性は輝いています。その輝きは、周りの人を幸せにする力を持っているんです。
また、流行を取り入れることで、会話の幅が広がります。最新の映画、話題のレストラン、SNSで話題のスポット。そういった「共通の話題」が、カップルの絆を深めるきっかけになることも多いんです。
具体的な成功例
35歳の彩さんは、ファッション誌の編集者として働く女性です。常に最新のトレンドをチェックし、自分に似合うものを取り入れることを楽しんでいました。
彼女の夫、拓海さん(37歳)は、最初は「派手な女性だな」と思ったそうです。でも、デートを重ねるうちに、彼女の「人生を楽しむ姿勢」に魅了されていきました。
「妻といると、毎日が新鮮なんです。この店が美味しい、この映画が面白い、こんな場所があるんだって。僕は仕事人間で、流行なんて気にしたこともなかったけど、妻のおかげで人生が何倍も豊かになりました」
今では、二人で新しいお店を開拓したり、話題のイベントに行ったりすることが、共通の趣味になっているそうです。
彩さんはこう話してくれました。「古風であることを美徳とする考え方もあるけれど、私は『今』を全力で楽しみたい。そんな私を受け入れてくれる人と一緒にいられることが、何より幸せです」
SNSを活用する女性の魅力
「古風な女性」は、私生活をひけらかさず、SNSにも積極的ではないとされます。でも、SNSを上手に活用する女性には、独特の魅力があるんです。
どんな考え方か
SNSを活用する女性は、自己表現の手段として、また人との繋がりを大切にするツールとして、SNSを使いこなしています。
自分の好きなもの、大切にしていること、日々の小さな幸せ。それらを発信し、同じ価値観を持つ人と繋がる。現代ならではのコミュニケーション方法です。
なぜ効果的なのか
SNSで自分を表現している女性は、「自分らしさ」が明確です。何が好きで、何を大切にしているのか。それが分かりやすい。
男性にとって、気になる女性のSNSは宝の山です。彼女の趣味、好きな食べ物、行きたい場所。デートの参考になる情報がたくさん詰まっています。
また、SNSでの発信を通じて、共通の趣味を持つ人と出会えることも多いんです。同じアーティストが好き、同じスポーツをしている、同じ価値観を持っている。そういった「共通点」からスタートする恋愛は、深い絆で結ばれることが多いんです。
具体的な成功例
フォトグラファーとして活動する27歳の麻衣さんは、インスタグラムで自分の作品を発信していました。風景写真、カフェの写真、日常の何気ない瞬間を切り取った写真。
ある日、彼女の投稿に「素敵な写真ですね」とコメントをくれた男性がいました。それが現在の彼氏、健吾さん(30歳)です。
健吾さんも写真が趣味で、麻衣さんのセンスに共感したそうです。DMでのやり取りから始まり、一緒に写真を撮りに行く仲になり、恋愛に発展しました。
「SNSがなかったら、絶対に出会えなかった人です。共通の趣味があるから、会話も弾むし、一緒にいて楽しい。SNSを通じて自分を表現していたからこそ、本当に相性の良い人と出会えました」
麻衣さんの言葉通り、SNSは現代における「縁結びの場」にもなっているんです。
キャリアを大切にする女性の強さ
「古風な女性」のイメージには、「家庭的で、仕事よりも家庭を優先する」という要素が含まれます。でも、自分のキャリアを大切にする女性こそ、魅力的なパートナーになれるんです。
どんな考え方か
キャリアを大切にする女性は、自分の人生に責任を持っています。経済的にも精神的にも自立していて、パートナーに依存しない強さを持っています。
仕事を通じて社会と繋がり、自己実現を目指す。そんな生き方を選択している女性たちです。
なぜ効果的なのか
経済的に自立している女性は、恋愛において「対等な関係」を築きやすいんです。どちらかが一方的に支える関係ではなく、お互いが支え合う。そんな成熟した関係性が生まれます。
また、キャリアを持つ女性は、視野が広く、話題が豊富です。仕事での経験、出会った人々、学んだこと。それらが会話を豊かにし、お互いを刺激し合える関係を作ります。
そして何より、自分の人生を主体的に生きている女性は、輝いています。その輝きが、パートナーにもポジティブな影響を与えるんです。
具体的な成功例
マーケティングマネージャーとして働く33歳の優子さんは、仕事が大好きでした。キャリアアップを目指し、時には残業も厭わず、プロジェクトに打ち込んでいました。
周りからは「そんなに仕事ばかりしていたら、結婚できないよ」と言われることもありました。でも、優子さんは「仕事を諦めてまで結婚したくない。私を理解してくれる人と出会いたい」と信じていました。
そして出会ったのが、現在の夫、大輔さん(36歳)です。彼も同じように仕事に情熱を注ぐ人でした。
「妻の仕事への姿勢を見ていると、僕も頑張ろうって思えるんです。お互いの仕事を応援し合える関係って、すごく健全だと思います。疲れて帰ってきた時も、お互いの苦労が分かるから、深く共感できる」
優子さんも話してくれました。「仕事を諦めなくてよかった。夫は私のキャリアを尊重してくれるし、家事も分担してくれます。こんな対等な関係を築けたのは、私が自立していたからだと思います」
二人は共働きで、家事も育児も協力し合う。そんな現代的な家庭を築いています。
私自身の経験から見えた真実
恋愛カウンセラーとして活動する前、私自身も「古風な女性」を演じていた時期がありました。
25歳の頃、当時の彼氏に「女性はもっと控えめな方がいい」と言われたことがあります。私は彼の言葉を信じて、自分の意見を抑え、彼に合わせる日々を送りました。
でも、その関係は長くは続きませんでした。彼から「君といても刺激がない」と言われて、別れることになったんです。
その後、私は考え方を180度変えました。もう誰かに合わせるのはやめよう。自分らしく生きよう。
仕事に打ち込み、好きなことを思いっきり楽しみ、SNSで自分の考えを発信し、自己主張もはっきりするようになりました。
すると、不思議なことに、以前より多くの男性から声をかけられるようになったんです。そして出会ったのが、現在の夫です。
夫は私のことを「一緒にいて楽しい」「刺激をくれる」「尊敬できる」と言ってくれます。喧嘩もするし、意見が合わないこともある。でも、それを話し合って乗り越えることで、関係はより深まっていきます。
今、私は確信しています。「古風」であることより、「自分らしく」あることの方が、ずっと大切だと。
本当の意味での「モテる」とは
ここまで読んで、「じゃあ、古風な女性はダメなの?」と思った方もいるかもしれません。
でも、それは違います。
本当に大切なのは、「古風」か「現代的」かではなく、「自分らしくいられるか」なんです。
もし、あなたが心から控えめでいることが好きで、家庭的な暮らしに喜びを感じるなら、それがあなたらしさです。無理に現代的になる必要はありません。
でも、もしあなたが「古風な女性にならなきゃ」というプレッシャーを感じているなら、それは誰かの価値観に縛られているだけかもしれません。
本当にモテる女性、本当に幸せな恋愛ができる女性は、自分らしさを大切にしている女性です。
自分の意見を持ち、自分の人生を主体的に生き、自分の価値観を大切にする。そんな女性は、内側から輝いています。
そして、その輝きは、本当にあなたを理解し、尊重してくれる人を引き寄せるんです。
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