「理性がぶっ飛ぶ瞬間」を狙わなくていい理由
ねえ、正直に言っていい?
「男性の理性がぶっ飛ぶ瞬間を作りましょう!」って恋愛記事、私も昔めちゃくちゃ読んでた。上目遣い、ボディタッチ、甘えた声、露出多めの服…全部試したよ。
結果?
散々だった(笑)
合コンで隣に座った男性に「あ、今ボディタッチしようとしたでしょ」って笑われた時の、あの背中がひゅっと冷たくなる感覚。忘れられない。手のひらにじわっと汗かいて、顔が火照って、もう帰りたくて仕方なかったもん。
(うわ、バレてる…恥ずかしすぎる…)
そこから私の恋愛観、ガラッと変わったんだよね。
みんながやってることを、あえてやらない勇気
テクニックに頼った過去の私、マジで痛かった
20代前半の頃、恋愛記事を読み漁っては「これだ!」って思ってた。
「香水はシャンプーの香りがモテる」→ 買った。 「ギャップが大事」→ 演出した。 「か弱さを見せる」→ わざと重い荷物持たせた。
でもさ、振り返ってみると全然自分じゃなかったわけ。誰かが言った「男ウケする女性像」を必死に演じてただけ。
当時付き合ってた彼氏に「お前、たまに違う人みたいになるよね」って言われた時は、グサッときたなぁ…。彼の目が、いつもと違ってちょっと冷めてて。
転機:計算しないで話したら、めっちゃ盛り上がった
転機は30歳の誕生日パーティー。
友達が連れてきた男性と話す機会があって、もうその日は疲れ果ててて「テクニックとか知るか」って気分だったの。化粧も薄め、服も地味、会話も素。
「最近なに読んでます?」って聞かれて、普通なら「雑誌とか…」って濁すところを、「『銃・病原菌・鉄』って本。文明の発展過程が面白くて」って答えちゃった。
そしたら彼の目がキラッと光ったんだよね。
「え、ジャレド・ダイアモンド!俺も好きで」って、そこから2時間ノンストップで話し込んだ。気づいたら周りに誰もいなくて、私たちだけ残ってたっていう(笑)
(あれ?テクニック何も使ってないのに…なんでこんなに楽しいの?)
その人とは結局付き合わなかったけど、今でも仲良しな友達。でもあの夜、何かが吹っ切れた気がする。
なぜ「逆のこと」が効くのか
理由1:本物の自信は、演技では作れないから
心理学の研究で「真正性(オーセンティシティ)」って概念があるんだけど、人間は相手が本物かどうかを無意識に見抜くらしい。
演技してる女性と、素でいる女性。男性は後者に惹かれるんだって。
私の友達で超モテる子がいるんだけどさ、彼女、恋愛テクニックとか一切知らないの。でも男性からめちゃくちゃ好かれる。
なんでかって、自分の意見をはっきり言うし、興味ないことには興味ないって態度出すし、好きなものに対しては目をキラキラさせて語るから。
ある日、彼女が好きな男性に「その服、センス悪いよ」ってズバッと言ったの目撃して、私は内心ヒヤヒヤしたわけ。
(えええ、それアウトでしょ…)
でも彼、笑って「マジで?じゃあ今度一緒に買い物付き合ってよ」って。
…なるほどね、と。
媚びない女性の方が、むしろ特別扱いされるんだって、その時悟った。
理由2:「みんながやってること」は、もう飽きられてる
考えてみてほしいんだけど、男性って何人もの女性から同じアプローチ受けてるわけじゃん?
上目遣い、ボディタッチ、「すごーい」って褒める…全部パターン化されてて、男性側も「あ、テクニックね」って分かっちゃう。
私の男友達が飲みの席で本音を漏らしたことがあって。
「正直、わざとらしいアプローチって萎えるんだよね。こっちを操作しようとしてるのが分かるから」
って。その場にいた男性陣、全員うんうん頷いてた。
むしろ「え、俺に興味ないの?」って思わせる女性の方が気になるんだって。追いたくなる心理、みたいな。
理由3:長期的な関係を考えたら、素の自分じゃないと続かない
これ、超重要なんだけどさ。
仮にテクニックで男性を落とせたとして、その演技、いつまで続けられる?
私の先輩が「最初は可愛い子ぶってたけど、付き合って半年で限界きて素を出したら振られた」って泣いてたの見て、ゾッとした。
彼女、めちゃくちゃ頑張ってたんだよ?デート中ずっと笑顔で、彼の話に合わせて、好きでもないスポーツ観戦に付き合って。
でも疲れちゃったんだよね。で、ある日「もう無理」ってなって、素の自分を出した瞬間、彼は「え、誰?」みたいな顔したらしい。
(そりゃそうだよね…彼が好きになったのは、”演技してる彼女”だったんだから)
逆に、最初から素でいたら?相手もあなたの本当の姿を見て選ぶわけだから、ミスマッチが起きにくい。
実践編:私が試して効果があった「逆アプローチ」
1. わざと隙を作らない(むしろ自立してる姿を見せる)
よくある恋愛アドバイス:「隙を作って、男性に頼る機会を増やしましょう」
私のやり方:重い荷物も自分で持つ、仕事の話を堂々とする、一人で何でもできる姿を見せる
去年の話なんだけど、会社の後輩(男性)と出張に行った時のこと。大きなスーツケース、自分で階段運んでたら、彼が「手伝いましょうか?」って。
「あ、大丈夫!筋トレしてるから、これくらい余裕なんだ」
って答えたら、彼の顔に「え?」みたいな表情が浮かんで。
後日、飲み会で彼が「あの時、かっこいいって思いました」って告白してきたんだよね。びっくりしたわ。
「自分で何でもできる女性って、逆に一緒にいて楽しそうだなって思ったんです」
だって。
か弱い女性を守りたい男性もいるけど、対等なパートナーを求める男性もいる。特に今の時代はね。
2. 計算された褒め言葉より、素直なリアクション
よくある恋愛アドバイス:「男性は褒められるのが大好き。とにかく褒めて!」
私のやり方:本当にすごいと思った時だけ、心から褒める。それ以外は正直に反応する。
これさ、難しいんだよね。だって下手に正直だと「感じ悪い女」って思われそうじゃん?
でも私、ある時から「つまらない話にはつまらないって顔する」って決めたの。
合コンで、男性が延々と自慢話してた時。周りの女子は「すごーい」「さすが〜」って言ってたけど、私は「へぇ」って言いながらスマホ見てた(ちょっと失礼だったかも、反省)。
そしたらその男性、突然私に向かって「君は興味ないみたいだね」って。
「ごめん、正直そういう話あんまり…」
って言ったら、なぜか彼、笑ったんだよね。
「逆に新鮮だわ。じゃあ君はどんな話が好きなの?」
そこから会話が弾んで、結局その人とは良い友達になった。
でもね、別の日に知り合った男性が、めちゃくちゃ面白い本の話をしてた時は、私、完全に前のめりになって「それ超読みたい!」って言っちゃってたの。
後で彼が「あの時の君の目の輝き、忘れられない」って言ってくれて。
作った褒め言葉より、本気のリアクションの方が、相手の心に刺さるんだなって実感した。
3. 「女性らしさ」より「自分らしさ」
よくある恋愛アドバイス:「ふんわりした服装で女性らしさを演出」
私のやり方:自分が好きな格好をする。たとえそれがパンツスタイルでも。
私、スカートとかワンピースとか、正直あんまり似合わないし好きじゃないの。だから普段はデニムにTシャツ、みたいな格好が多い。
20代の頃は「これじゃモテないよな…」って思って、無理してスカート履いてたけど、歩き方がぎこちなくなるし、階段の上り下りで気を使うし、もうストレスでしかなくて。
ある日、「もういいや」って開き直って、デート初めてデニムジャケットにスニーカーで行ったの。
相手の反応は?
「その格好、君らしくていいね。前のふんわりした感じより断然似合ってる」
…って。
(え、バレてたの!?前のが無理してたって!?)
顔から火が出そうになったけど、同時にホッとした。
自分らしくいて、それで好きになってもらえるなら、こんなに楽なことないじゃん。
4. 追わない。追われる側になる勇気
よくある恋愛アドバイス:「男性に興味があることを積極的にアピール!」
私のやり方:興味はあるけど、執着しない。自分の生活を優先する。
これ、めちゃくちゃ難しかった。
好きな人ができると、ついLINEばんばん送っちゃうし、予定空けて待っちゃうし、相手の反応にドキドキしちゃうじゃん?
でも32歳の時、思い切って「追わない」を実践してみたの。
気になる男性がいて、向こうも多分興味持ってくれてたんだけど、あえて週末の誘いを「ごめん、その日友達と約束あるんだ」って断った。
(本当は空いてたけど)
そしたら彼、次の週に「じゃあいつなら空いてる?」って向こうから聞いてきて。しかも「君の都合に合わせるから」って。
初デートの後も、私からはLINEしなかった。既読スルーとかじゃなくて、「楽しかったよ、ありがとう!」って返事はしたけど、それ以上は追わない。
3日後、彼から「また会いたい。次はいつがいい?」って連絡が来た時の、あのドキドキ…!
追わないことで、相手に「考える時間」を与えられるんだよね。そして追われる側になると、自分の価値も上がる。
でもね、全員に効くわけじゃない(当たり前だけど)
ここまで偉そうに書いてきたけど、正直に言うね。
この「逆アプローチ」、全員には効かない。
当たり前なんだけどさ、男性だって十人十色。か弱い女性を守りたいタイプもいれば、対等な関係を求めるタイプもいる。
去年、素の自分を出しまくってデートした男性に「君、ちょっと気が強すぎるかも」って言われて振られたこともある。
あの時はショックだったなぁ…。でも今思えば、それでいいんだよね。
(彼が求める女性像に私が合わなかっただけ。無理に合わせても続かなかったはず)
大事なのは「全員から好かれよう」としないこと。
自分らしくいて、それを良いと思ってくれる人に出会うこと。
失敗から学んだこと:テクニックより大事なもの
失敗談1:計算しすぎて、自分を見失った
28歳の時、本気で好きになった人がいた。
彼を落とすために、恋愛記事で学んだテクニック全部使ったんだよね。メイクも服も髪型も、全部「彼好み」に変えて。会話も彼に合わせて。
3ヶ月くらい頑張って、やっと付き合えた時は「やった!」って思った。
でもね、付き合ってみたら全然楽しくなかった。
だって常に演技してるから。本当の自分を出せないから。彼といても、なんかずっと緊張してて、心から笑えなくて。
半年で私から別れを切り出した。彼は「え、なんで?」って驚いてた。
(だよね…だって彼は”本当の私”を知らないんだもん)
あの経験があるから、今は「素の自分で勝負する」って決められてる。
失敗談2:逆張りしすぎて、ただの面倒な女になった
逆に、「媚びない」「素の自分」を意識しすぎて、ただのわがままな女になった時期もあった(笑)
30歳の頃かな。デートの提案に「え〜それ興味ない」ってバッサリ切ったり、彼の意見に「でもさ〜」って反論ばっかりしたり。
ある日、彼に「君といると疲れる」って言われて。
その時、ハッとした。
素でいることと、配慮がないことは違うんだって。
自分らしさを大事にしつつも、相手への思いやりは必要。そのバランスを見失ってた自分、恥ずかしかったなぁ。
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