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恋の病に深くかかった経験のある女性ほど、最終的には幸せな恋愛を手に入れている

「恋の病を治しましょう」「恋愛依存から抜け出しましょう」。恋愛記事を読んでいると、こんなアドバイスばかりが目に入ってきます。でも、ちょっと待ってください。恋の病って、本当に治すべき悪いものなのでしょうか。

私はこれまで、たくさんの女性の恋愛話を聞いてきました。その中で気づいたことがあるんです。実は、恋の病に深くかかった経験のある女性ほど、最終的には幸せな恋愛を手に入れている。むしろ、恋の病を経験したことがない、淡々とした恋愛しかしてこなかった女性の方が、後になって「本当の恋を知らなかった」と後悔しているケースが多いんです。

今日は、あえて逆説的にお話ししてみたいと思います。恋の病は、実は素晴らしいものなんだと。

まず考えてみてほしいのが、恋の病がもたらす「情熱」についてです。眠れないほど誰かのことを考える、食事も喉を通らないほど心が揺れ動く。確かに辛いかもしれません。でも、それって人生で何度経験できることでしょうか。

ある女性作家が印象的なことを言っていました。「私の最高傑作は、恋の病に苦しんでいた時期に書いたもの。あの時の感情の高ぶり、心の痛み、全てが創造のエネルギーになった」と。

実際、歴史に名を残す芸術作品の多くは、恋の病から生まれています。ベートーヴェンの「月光」、太宰治の小説、数えきれないほどのラブソング。それらは全て、誰かを想う激しい感情から生まれた。冷静で健全な精神状態では、あれほどの傑作は生まれなかったでしょう。

私の友人にも、似たような経験をした人がいます。彼女は片思いに苦しんでいた時期、毎晩彼のことを考えながら絵を描いていました。周りは「もっと他のことに目を向けた方がいい」と言ったけれど、彼女は恋に没頭し続けた。その時期に描いた作品が、後に個展で高い評価を受けたんです。

「あの苦しみがなければ、あれだけ情熱的な作品は描けなかった。恋の病は辛かったけれど、私にとっては最高の創作期間だった」と彼女は言います。恋の病がもたらす感情の振れ幅、その全てが彼女の創造性を高めたんです。

次に、「恋に夢中になることで失うもの」と「得るもの」を天秤にかけて考えてみましょう。確かに、恋の病にかかると、仕事の集中力が落ちるかもしれない、友達との時間が減るかもしれない。でも、それで本当に失っているものは何でしょうか。

ある30代の女性が教えてくれました。彼女は20代の頃、キャリアウーマンとして順調に昇進していました。恋愛はほどほどに、仕事中心の生活。「恋の病なんてバカらしい」と思っていたそうです。でも、30代半ばで出会った男性に、人生で初めて本気で恋をした。

仕事中も彼のことばかり考えてしまう。会議でプレゼンをしている最中も、彼から連絡が来ていないか気になってしまう。周りからは「最近、集中力なくなったね」と言われた。でも彼女は、その時期が人生で一番輝いていたと言います。

「確かに、仕事の成績は少し落ちた。でも、人生で初めて『生きている』って実感した。彼のことを考えるだけで胸が苦しくなる、会えた時の喜びで体が震える。この感覚を知らずに人生を終えていたら、私は何のために生きていたんだろうって思う。仕事の成功なんて、この感動に比べたら小さなことだった」

彼女は今、その男性と結婚しています。そして「恋の病にかかったからこそ、本当の愛を知った。あの経験がなければ、今の幸せはなかった」と断言するんです。

食欲不振や睡眠障害についても、実は別の見方ができます。これらは確かに体には良くないかもしれません。でも、それほどまでに誰かのことを想える、その純粋さこそが美しいのではないでしょうか。

ある女性の話です。彼女は若い頃、好きな人のことを考えすぎて、一週間で3キロ痩せたことがあったそうです。周りは心配したけれど、彼女自身は「あの時の自分が一番美しかった」と言います。

なぜなら、恋する女性の目は本当に輝いているから。食べることも寝ることも忘れて、誰かを想う。その純粋な情熱が、内側から彼女を輝かせていた。実際、その輝きに気づいた彼が、彼女に告白してきたそうです。

「恋の病を治そうとして、趣味に没頭したり、友達と遊んだりしていたら、あの輝きは生まれなかった。恋に夢中になっていたからこそ、彼の心を動かせたんだと思う」と彼女は振り返ります。

SNSを頻繁にチェックしてしまうことも、実は悪いことではないんです。むしろ、それだけ相手に興味を持っている証拠。相手のことをもっと知りたい、理解したいという欲求の表れなんです。

ある心理学者が言っていました。「現代の恋愛において、SNSチェックは相手を理解するための重要なツール。相手の投稿から、価値観や趣味、友人関係が見えてくる。それを知ることで、より深い関係を築くことができる」と。

私の知人の話です。彼女は好きな人のSNSを毎日何度もチェックしていました。周りからは「依存しすぎ」と言われたけれど、彼女は気にせず続けた。そして、彼の投稿から彼の趣味や好きなことを徹底的に研究したんです。

彼がマラソンが好きだと知れば、自分もランニングを始める。彼が好きな映画を全て観る。彼が気になっているレストランがあれば、先に行ってみる。そして、それらの話題で彼と盛り上がることができた。

「SNSチェックしていなければ、彼のことをここまで理解できなかった。今では彼の一番の理解者だと自負しています。それも全て、SNSを通じて彼を深く知ろうとしたから」と彼女は言います。今では、その男性と婚約しているそうです。

感情の起伏が激しいことも、実は素晴らしいことなんです。なぜなら、それは「生きている」証だから。感情が揺れ動かない人生なんて、つまらないと思いませんか。

ある40代の女性が教えてくれました。彼女は若い頃、「感情をコントロールすべき」と教えられて育ちました。だから、恋愛でも常に冷静でいようとした。相手の言葉で喜びすぎることもなく、傷つきすぎることもない。平坦な感情で恋愛をしてきた。

でも、40代になって出会った男性に、初めて感情を爆発させたそうです。彼の一言で天国にも地獄にも行く。こんなに心が揺れ動くのは人生で初めてだった。「辛いこともあったけれど、この感情の波こそが、人生を豊かにしてくれた」と彼女は言います。

「若い頃の平坦な恋愛は、今思えば何も感じていなかったのと同じ。本当に誰かを愛するということは、感情が激しく揺れ動くということ。その揺れ動きを恐れていたら、真実の愛には辿り着けない」

自己肯定感が相手に依存することも、実は深い愛情関係を築く過程なんです。相手の評価で自分の価値が変わってしまう。それは、相手があなたにとってそれだけ重要な存在だということ。

ある女性の話を紹介します。彼女は恋愛で、常に自分軸を持つべきだと思っていました。自己肯定感は自分で保つべきだと。でも、ある男性と付き合って、その考えが変わったそうです。

彼に褒められると、世界が輝いて見える。彼に冷たくされると、自分の存在価値が分からなくなる。最初は「これじゃダメだ、依存しすぎている」と思った。でも、ある日気づいたんです。この感覚こそが、本当に誰かを愛しているということなんだと。

「相手に依存することを恐れていたら、本当の意味で心を開くことはできない。依存することで初めて、相手も自分に依存してくれる。お互いに依存し合うことで、強い絆が生まれるんだと分かった」と彼女は言います。

実際、彼も彼女に深く依存していました。お互いが相手なしでは生きられないと感じるほど、深い関係になった。そして今、二人は結婚して幸せに暮らしています。

恋愛から離れる時間を作るよりも、むしろ恋愛に没頭することの価値について考えてみましょう。人生の中で、何かに全力で没頭できる機会は、そう多くはありません。仕事に没頭するのも素晴らしいけれど、誰かを想うことに没頭する経験も同じくらい価値があるんです。

ある女性起業家が言っていました。「私が今、仕事で成功できているのは、若い頃に恋の病で苦しんだ経験があるから」と。一見、関係なさそうに思えますよね。でも彼女は続けます。

「恋の病の時、私は彼のことを24時間考え続けた。どうすれば彼が喜ぶか、どうすれば彼に愛されるか。その執念が、今の仕事への情熱につながっている。何かに執着し、とことん追求する力。それを恋愛で学んだ。恋愛から離れて自分磨きをしていたら、この執念は身につかなかった」

恋に没頭することで、人は成長するんです。集中力、観察力、想像力、全てが研ぎ澄まされる。相手の小さな変化に気づく繊細さ、相手を喜ばせるための創造性、相手と深くつながるためのコミュニケーション能力。これらは全て、恋に没頭したからこそ得られる能力なんです。

趣味に没頭して恋愛から距離を置くよりも、恋愛そのものを趣味にする、いや人生の全てにする。そのくらいの情熱があってもいいのではないでしょうか。

ある女性の体験談です。彼女は片思いの期間、彼のことを考えない時間を作ろうと、いろいろな趣味を試してみました。でも、どれも心から楽しめなかった。なぜなら、心は常に彼のもとにあったから。

ある日、彼女は決めたそうです。「もう抵抗するのはやめよう。恋に溺れよう」と。そこから彼女は、恋愛に全てを捧げた。彼のことを考える時間を制限するのではなく、むしろ積極的に考える。彼の好きなことを学び、彼の世界に入り込んでいった。

すると不思議なことが起きました。彼の方から、彼女に興味を持ち始めたんです。「君、最近何か変わったね。輝いてる」と言われた。恋に全力投球している女性の輝きに、彼が気づいたんです。

「恋から逃げずに、むしろ恋に飛び込んだからこそ、彼の心をつかめた。あの時、趣味に逃げていたら、今の幸せはなかった」と彼女は言います。

ドタキャンをしないことや、友達との時間を優先することも、実は考えものなんです。なぜなら、人生で一番大切なのは、本当に愛する人との時間だから。友達は大切です。でも、友達はいつでも会えます。恋人は、今しか会えないかもしれない。

ある女性が後悔していました。彼女は若い頃、バランスを重視しすぎたそうです。恋人からの突然の誘いがあっても、「友達との約束があるから」と断ることが多かった。自分の時間も大切にした。健全な恋愛をしていると思っていた。

でも、その彼とは結局別れてしまいました。そして後になって気づいたんです。「あの時、友達との予定をキャンセルしてでも、彼と過ごすべきだった」と。友達との楽しい時間は覚えていないけれど、彼と過ごせなかった後悔だけが残った。

「人生を振り返った時、一番記憶に残るのは恋愛の思い出。仕事の成功でもなく、友達との時間でもなく、愛する人との時間。だから、恋愛を優先することは間違っていない。むしろ、それこそが人生を豊かにする」と彼女は言います。

運動で心身をリセットするよりも、恋の痛みをそのまま感じることの価値について考えてみましょう。痛みから逃げずに、痛みと向き合う。その経験こそが、人を成長させるんです。

ある心理カウンセラーが言っていました。「現代人は、痛みから逃げすぎている。辛いことがあればすぐに気晴らしを探す、リセットしようとする。でも、痛みを感じることは悪いことではない。痛みを通じてこそ、人は深い感情を理解できる」と。

実際、恋の痛みを感じきった女性は、その後の人生でより深い愛情を育むことができます。痛みを知っているから、幸せの尊さが分かる。苦しみを経験したから、相手の苦しみに寄り添える。

ある女性の話です。彼女は失恋後、その痛みから逃げませんでした。運動もしない、趣味も始めない。ただ、部屋で泣き続けた。友達は心配したけれど、彼女は「今は泣きたいの」と言って、痛みを全身で受け止めた。

1ヶ月ほど経った時、彼女の中で何かが変わったそうです。「ああ、私はこんなに誰かを愛せるんだ」と気づいた。この痛みは、深く愛した証。その経験が、彼女を一回り大きくした。

その後、新しい恋愛を始めた時、彼女は前よりもずっと深く相手を愛することができました。「前の恋の痛みがあったから、今の彼への愛情がこんなに深いんだと思う。痛みから逃げていたら、この深い愛は知らなかった」と彼女は言います。

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