嫌いじゃないけど好きじゃない関係が実は最強説|安定婚の成功例
「好き」という感情は、実は過大評価されている
「彼氏のこと、嫌いじゃないけど…好きかって言われると、よくわからない」
そう言った友達に、あなたはこう答えませんでしたか?
「それって、もう終わってるんじゃない? 好きじゃないなら、別れた方がいいよ」
でも、恋愛カウンセラーとして活動してきた私は、あえて言いたい。
「嫌いじゃないけど好きじゃない」関係は、実は最も成功する可能性が高い、理想的な状態かもしれません。
今日は、誰も語らない「情熱なき恋愛」の圧倒的なメリットについて、お話しします。これを読めば、あなたの価値観が180度変わるかもしれません。
反対意見1: 「好き」という感情は不安定すぎる
よく言われる常識 「好きじゃないなら、一緒にいる意味がない」
でも、本当にそうでしょうか?
35歳の会社員、ヨウコの話を聞いてください。
彼女は20代の頃、「運命の人」と出会いました。初めて会った瞬間から、心臓がドキドキして、夜も眠れないくらい彼のことを考えて。毎日が映画のワンシーンみたいでした。
「あの時は、『好き』っていう感情で頭がいっぱいだった」
ヨウコは、カフェでコーヒーカップを見つめながら、静かに話してくれました。
「でも、その『好き』は3年で冷めた。いや、冷めたっていうより、疲れたのかも。ずっと感情がジェットコースターみたいで、喧嘩も激しくて。最後は、お互いボロボロになって別れた」
それから5年後、ヨウコは今の夫と出会いました。
「正直、最初は『特別好き』って感じじゃなかった。『いい人だな』『一緒にいて楽だな』って思ったけど、ドキドキはしなかった。友達に相談したら、『それ、恋愛じゃないんじゃない?』って言われて」
でも、ヨウコは関係を続けました。そして、結婚して7年。今、すごく幸せだと言います。
「『好き』って感情がないから、逆に安定してるの。彼の行動一つ一つに一喜一憂しないから、穏やかでいられる。これが、本当の幸せなんだって、今ならわかる」
なぜ「好き」が少ない方が効果的なのか
「好き」という感情は、脳科学的には「ドーパミン」という快楽物質の作用です。でも、このドーパミン、実は長続きしないんです。
研究によると、恋愛初期の「好き好き期」は、平均して1年から3年。その後、必ず減少します。
つまり、「好き」という感情に頼った関係は、必ず崩壊するんです。
でも、「嫌いじゃない」「まあまあ」という穏やかな感情は、長続きします。なぜなら、それは「感情」じゃなくて「判断」だから。
「この人といると、生活が安定する」 「価値観が合う」 「一緒にいて疲れない」
これらは、感情の波に左右されません。だから、長期的な関係を築けるんです。
具体的な成功例
42歳の医師、タカシと、40歳の薬剤師、ユミの夫婦。
二人は37歳の時に婚活パーティーで出会いました。お互い「特別な感情」はなかったそうです。
「正直、『この人と結婚したい!』って思ったわけじゃないんです」
タカシは少し照れくさそうに笑いました。
「でも、条件が合ったんです。価値観、生活リズム、お金の使い方。『この人となら、安定した生活が送れそう』って思った」
ユミも頷きました。
「私も、ドキドキはしなかった。でも、『嫌いじゃない』『むしろ、一緒にいて楽』って思えた。それで十分だと思った」
結婚して5年。二人には子供が一人います。
「今でも、『愛してる』とか言わないんです。でも、すごく幸せ。感情的にならないから、喧嘩もほとんどない。淡々と、でも確実に、一緒に人生を歩んでる感じ」
反対意見2: 「ときめき」は実は邪魔なもの
よく言われる常識 「ときめきがない関係は、つまらない」
でも、ときめきって、本当に必要ですか?
28歳のマーケター、アヤノの体験談。
彼女は25歳の時、ときめきMAXの恋愛をしていました。彼は自由奔放で、予測不能で、会うたびに心臓がバクバクしました。
「次いつ会えるかわからない不安が、逆にときめきになってた。彼からLINEが来ると、嬉しくて嬉しくて」
でも、3年付き合って、アヤノは気づきました。
「このときめき、疲れる」
彼の予測不能な行動に振り回される毎日。ドタキャンされて泣き、サプライズで喜び、感情が忙しすぎる。
「ある日、友達の彼氏を見て羨ましくなった。すごく地味なカップルなんだけど、毎週末一緒に映画見て、笑って、穏やかで。『これ、幸せなんじゃない?』って思った」
アヤノは27歳で、今の彼氏と出会いました。会計士で、真面目で、予測可能。
「正直、ときめかない。でも、約束は必ず守るし、裏切らないし、安心できる。これって、すごく貴重なんだって、今ならわかる」
なぜときめきがない方が効果的なのか
ときめきの正体は、「不安」なんです。
脳科学的に、不確実性が高い状況ほど、ドーパミンが分泌されます。つまり、「次どうなるかわからない」という不安が、ときめきを生むんです。
でも、これって長期的な関係には向きません。
安定した関係には、予測可能性が必要です。「この人は裏切らない」「約束を守る」「安心できる」
これらは、ときめきとは真逆の性質。でも、幸せな結婚生活には、絶対に必要なものなんです。
具体的な成功例
32歳の教師、ケンジと、30歳の看護師、サキの夫婦。
二人は28歳の時に職場結婚しました。お互い「特別な感情」はなく、「同僚として尊敬してる」程度でした。
「初めてのデート、正直つまらなかった」
ケンジは笑いながら言いました。
「映画見て、ご飯食べて、『じゃあね』って別れた。ドキドキもときめきもゼロ。『これ、デートって言えるのかな』って思った」
でも、二人は関係を続けました。なぜなら、「嫌いじゃなかった」から。
「会話が楽で、沈黙も気まずくなくて、一緒にいて疲れなかった。それって、すごく大事だと思った」
結婚して4年。二人は今でも「ときめかない」そうです。
「でも、毎日が平和。喧嘩もほとんどない。お互いの生活を尊重しあって、穏やかに暮らしてる。ときめきはないけど、幸せ。むしろ、ときめきがないから幸せなのかも」
反対意見3: 「安全地帯」こそが最強の関係
よく言われる常識 「安全地帯の関係は、成長がない」
でも、安全じゃない関係って、疲れませんか?
36歳のフリーランスデザイナー、リョウの話。
彼は20代の頃、刺激的な恋愛ばかりしていました。アーティストの彼女、起業家の彼女、常に新しい刺激を求めていました。
「安定した関係が退屈に思えて。『成長したい』『刺激が欲しい』って思ってた」
でも、35歳で出会った今のパートナーは、全く違いました。
「地味な事務職で、趣味は読書。デートは近所のカフェ。正直、最初は『つまらないかも』って思った」
でも、半年付き合って、リョウの考えが変わりました。
「彼女といると、すごく落ち着く。不安がない。『裏切られるかも』とか『嫌われるかも』とか考えなくていい。この『安全』が、こんなに心地いいものだって、初めて知った」
リョウは今、結婚を考えています。
「刺激や成長を求めて疲れてた。でも、本当に必要だったのは、『安全な場所』だった。彼女は、僕の避難所。そして、それが最高の関係なんだと気づいた」
なぜ安全地帯が効果的なのか
人間の基本的欲求の中で、最も重要なのは「安全欲求」です。
マズローの欲求段階説でも、安全欲求は食欲の次に来る、基本的な欲求。
刺激や成長は、その上の段階。つまり、安全が確保されて初めて、人は成長できるんです。
恋愛も同じ。「この人は裏切らない」という安全が確保されて初めて、本当の意味で心を開ける。
「嫌いじゃないけど好きじゃない」関係は、まさにこの「安全地帯」。感情の波がないから、安定している。そして、安定しているから、長続きする。
具体的な成功例
45歳の会社役員、ヒロシと、43歳の主婦、ユキの夫婦。
二人は38歳の時に結婚相談所で出会いました。お互い「特別な感情はなかった」と言います。
「正直、『この人しかいない!』って思ったわけじゃない。でも、『この人なら、安心して生活できそう』って思った」
ユキは静かに話しました。
「20代の頃、情熱的な恋愛で傷ついたことがあって。もう、あんな不安定な関係は嫌だった。だから、『安全』を一番に考えた」
結婚して7年。二人には子供が二人います。
「今でも、『愛してる』とか言わない。でも、信頼してる。この人は絶対に裏切らないって、確信してる。それって、『好き』より強いものだと思う」
ヒロシも頷きました。
「情熱はないけど、信頼がある。ときめきはないけど、安心がある。そして、それが一番大事なんだって、今ならわかる」
反対意見4: 「友情ベース」の恋愛が最も成功する
よく言われる常識 「恋愛感情がないなら、ただの友達」
でも、友達こそ、最高のパートナーじゃないですか?
29歳のエンジニア、ダイスケの話。
彼は27歳の時、今の婚約者と出会いました。最初は「完全に友達」でした。
「一緒にゲームして、漫画の話して、ご飯食べて。恋愛感情? 全くなかった」
でも、1年付き合って、ダイスケは気づきました。
「あれ、この関係、すごくいいんじゃない?」
彼女との関係には、恋愛特有の「駆け引き」がありませんでした。素直に言いたいことを言える。喧嘩しても、すぐ仲直りできる。
「恋愛感情がないから、逆に楽。『嫌われたくない』とか考えなくていいから、本音で話せる。これって、すごく貴重だと思った」
ダイスケは来月、彼女と結婚します。
「『好き』って感情はない。でも、『この人と一緒にいたい』って思う。それで十分だし、むしろ、それが一番大事なんじゃないかって思う」
なぜ友情ベースが効果的なのか
長続きする関係に必要な要素は、「尊敬」「信頼」「共通の価値観」。
これ、実は恋愛より、友情の方が強いんです。
恋愛は、相手を「理想化」します。でも、友情は、相手を「そのまま」受け入れます。
だから、友情ベースの関係は、相手の欠点も含めて受け入れられる。これが、長期的な関係には絶対に必要なんです。
具体的な成功例
38歳の弁護士、サトミと、40歳の会計士、マサキの夫婦。
二人は35歳の時に同じ趣味のサークルで出会いました。「完全に友達」として、2年間一緒に活動していました。
「恋愛感情? 全くなかった。むしろ、彼のこと『男』として見てなかったかも」
サトミは笑いながら言いました。
「でも、ある日、他の女性が彼にアプローチしてるのを見て、『あれ、なんか嫌だな』って思った。それで気づいたの。私、この人のこと、友達以上に大切に思ってたんだって」
でも、その感情は「好き」とは違いました。
「恋愛的な『好き』じゃなくて、『この人を失いたくない』っていう感情。それで、『じゃあ結婚すればいいんじゃない?』って思った」
結婚して3年。二人は今でも「友達みたいな夫婦」だそうです。
「恋愛感情はない。でも、最高のパートナー。一緒に笑えて、本音で話せて、お互いを尊重しあえる。これが、理想の結婚だと思う」
反対意見5: 「判断」で選んだ相手の方が幸せになれる
よく言われる常識 「感情で選ばないと、後悔する」
でも、感情って、不安定じゃないですか?
33歳のファイナンシャルプランナー、ケイコの話。
彼女は20代の頃、「感情」で恋愛していました。ドキドキする人、ときめく人、情熱的な人。
「でも、全部うまくいかなかった。感情に流されて、現実を見てなかったから」
ケイコは31歳で、今の夫と出会いました。公務員で、真面目で、「特別好き」ではありませんでした。
「でも、条件を冷静に見た。価値観、金銭感覚、生活リズム、将来設計。全部合ってた。『この人なら、安定した生活が送れる』って、判断した」
感情じゃなく、判断で選んだ相手。
結婚して2年。ケイコは「すごく幸せ」だと言います。
「感情的な恋愛は、ジェットコースターみたいで疲れた。でも、今の結婚は、穏やかで安定してる。毎日が平和で、それが何より幸せ」
なぜ判断で選ぶ方が効果的なのか
感情は変わります。でも、価値観や生活習慣は、そう簡単には変わりません。
だから、感情で選んだ相手とは、感情が冷めたら終わり。でも、判断で選んだ相手とは、条件が合っている限り、関係が続くんです。
これは冷たい考え方に聞こえるかもしれません。でも、長期的な幸せを考えたら、これが一番現実的なんです。
コメント